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DCユニバース、ゆるやかな10年構想 ─ 「全体像を描きつつ、必要な時はいつでもシフトできるように」

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劇場映画第1弾『スーパーマン』と共に、新DCユニバースをキックオフさせたDCスタジオのジェームズ・ガン。2023年2月に新ユニバースの第1章ラインナップ『』を発表してから早2年半が経つが、現在ではすでにその予定の一部にも変化が生じているという。

もっとも、これは何かが企画倒れになったなどのネガティブな理由からではない。ガンはユニバースの全体計画をより柔軟に捉え、必要に応じていつでも微調整ができるように考えているのだ。

ポッドキャスト番組「」に登場したガンはスタジオの状況について、尊敬できるライターたちを雇用しながらDCユニバース全体の「ベーシック・プラン」を組み立てていると説明。「事情があって、一部は変更されましたが、全体の大まかなものは変わっていません」との進捗を伝えた。

2025年夏には最初の映画『スーパーマン』が登場し、その実質続編であるドラマ「ピースメイカー」も配信。2026年には『スーパーガール』、2027年にはスーパーマン続編『マン・オブ・トゥモロー』が公開され、その後もさらなる映画が続いていくと予告した。

ホストから「10年単位のスケールで考えているんですよね?」と投げかけられると、ガンは「10年くらいですね。もう少し短いかもしれない。かなり緩やかです」と返答し、スタジオの心構えについて次のように語っている。

「慎重にならないといけない。計画の一部になる特定の企画もありますから。僕のもう一つのルールとして、気に入った脚本がなければゴーサインを出さない、というものがあります。まだうまくいっていないものもあります。全体像を描きつつも、必要な時はいつでもシフトできるようにしなければいけない。だから、ピンポイントでは変わりありませんが、いくつかの特定の物事は変わっています。」

マーベル・スタジオでの経験も積んだガンは、DCユニバースでは「脚本第一主義」を徹底。以前は「脚本なき映画製作」を批判し、DCスタジオではすでに脚本の不出来を理由に未発表企画をさせてもいる。また、一部のマーベル映画が他作品への言及や相互接続を強調することとは違い、DC作品では全てが「自立している必要がある」と考え、「できるだけシンプルに、宿題は不要に」というも掲げている。

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