【TGS2025】『モンスターハンターアウトランダーズ』でリオレウスを狩ってきたぞ! / UIの完成度がガチだ!!
2025年9月25日から28日まで、幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2025(TGS2025)」。オフィシャルによると、来場者数は合計で26万3101人だったそう。
2026年の会期も決まっており、9月17日から21日までに史上初の5日間での開催となるようだ。私も気になる新作ゲームがあったので現地参戦してきた。
そのタイトルとは、CapcomとLevel Infiniteのブースで試遊可能だった『モンスターハンターアウトランダーズ』だ! いやぁ、楽しかった!! これはリリースが楽しみ。
・最新作
『モンスターハンターアウトランダーズ(MHO)』とは、テンセントゲームズの子会社TiMi Studio Groupと、Capcomが共同開発する、モバイル向けの新作ゲーム。
TGS2025ではテンセントのゲームブランドLevel Infiniteのブースと、Capcomのブースの両方で試遊が可能だった。私が参加したのはLevel Infiniteブースの方。
試遊では「瑰麗岩礁探索(ソロプレイ)」という午前の部と、「高難度:融光種リオレウス(マルチプレイ)」という午後の部があり、それぞれ約20分。私は両方に参加することができた。
記事ではプレイ中の写真が出てくるが、当サイトのTGS取材にマルチ環境は未実装だ。試遊中に自分で撮影しているので、手の写り込みやピントのズレなどは了承いただきたい。
・キャラ選択
モンハンと言えば、自分でキャラを作り、好きな装備で戦うスタイル。しかしMHOの試遊では「冒険者」という固有の武器を有したキャラが4名用意されていた。
太刀のミドリ。拙者、こういう凛としたビジュアルのお姉さん大好きにて候。
ヘヴィボウガンのペペ。空中での高速連射が可能なスキルを持っているという。飛ぶ相手にも強そうな気がする。
ラヤは双剣。鬼人化は今作でも健在なもよう。
マドレは弓で、どうやらサポーター的な事ができそうだ。
この4人の他に、上述の4人と同じ武器種に大剣を加えた全5種から自由に武器を選べる「主人公冒険者」が、男女それぞれのグラフィックで用意されていた。
さて、困ったな。まず、私の得意な武器はランス。太刀も双剣も『モンスターハンターポータブル 3rd』が最後だぞ……。慣れぬ武器で敵に近づくのは良くない気がする。
離れて戦えるヘヴィボウガンか弓にするか? いや、持ってる矢や弾の種類がどうなのかわからないのでリスキーでは。
いや待て。そもそも最後にモンハンをやったのは『モンスターハンター:ワールド』リリース直後。7年も前じゃんね。
ってことは得意も何も無いに等しく、つまり一番顔が好きなミドリさんでいくしかねぇってこと。モンハンで、キャラゲーみたいな理由で使用キャラを選ぶ楽しみ方は新鮮では。
・UI
操作方法はこう。
移動は”バーチャルスティック” でやるスタイルだ。スマホの画面左下付近に、タップを検知したらそこを中心に上下左右が定義され、十字キー的な操作が可能になるというやつ。
視点移動は空いてる部分をグリグリすれば直感的にできる感じ。モンスターとの会敵中は、「ロックボタン」で視点をターゲットに固定できるため、マニュアルでの視点移動は不要になる。
スタミナや体力、武器の状態は画面中央下部に配置。スマホでプレイすると考えたら、見やすい場所ではないかと思う。癖で左上を見てしまった時もあったが、ここは試遊中に慣れることができた。
通常攻撃は攻撃ボタンを連打すれば自動でコンボが繋がる仕様。その周囲には各種スキルなど。移動や攻撃は、ほとんどの人は直感的にやれるデザインだと思う。
まずは戦闘における、MHO特有の仕様を見ていこう。今作には「冒険者」ごとに固有の「キャラクター奥義」がある。それは時間経過でエネルギーが貯まると使用可能だそう。
使うと、一瞬だけカットインが発生し
そこそこなダメージが入る感じ。ダウンした時や部位破壊に良さそう。
とまあ色々知ったふうな事を書いているが、20分の試遊時間ではぶっちゃけノリと勢いで戦ってしまったので、スキルなどの細かい仕様は正直よくわかってない。
それでも7年のブランクがあり、本作固有の仕様以前にモンハンの太刀の戦い方自体が曖昧な私でも、午後の部では10分で「高難度:融光種リオレウス」をソロ討伐できた。
初心者が初見で触ってリオレウスを倒せるというのは、UIが優れている証左だろう。戦闘時の操作に関しては、もうこのままリリースされても問題なさそうな快適さだったぞ!
それでも1つ思ったのは、コントローラーが使用可能だと、とても嬉しいということ。UIは優れているが、スマホ自体が熱くなってくると、手汗などで操作の精度が落ちてきそう。
iOSとAndroid両方でキーアサインの自由度高めでコントローラーに対応してくれると、長時間のハントでの快適さも向上するように思う。
ということで、駆け足気味に伝えた『モンスターハンターアウトランダーズ』の試遊レポート。マジで楽しかったので、何時間か遊びたいテンションだった。
これはもうクローズドβテストに応募するしかねぇよなァ!! ということで、私は会場でそのまま応募してきた。公式HPで11月8日まで募集しているので、皆も応募すると良いだろう。
参考リンク:モンスターハンターアウトランダーズ、東京ゲームショウ2025
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.