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旭小学校 橋本駅前で試食を呼び掛け 児童が開発 ブルーベリーラスク

タウンニュース

駅利用者に声を掛け、ラスクを渡す児童

旭小学校(黒岩由貴子校長)の6年3組が開発したブルーベリーラスク「ベリーのとりこ〜相模の味〜」の試食会が2月25日、橋本駅前で行われた。

このラスクは、児童が橋本の魅力を伝えるお土産を作りたいと総合的な学習の時間で一から開発。神奈川県の「子ども・若者みらい提案実現プロジェクト」の最優秀賞を受賞したことで、県の支援を受けながら開発を進めてきた。

「風味が口いっぱい」

当日は京王相模原線の改札前と橋本駅北口のペデストリアンデッキに分かれて午前と午後に開催。駅利用者や通行人にその場でラスクを試食してもらい、味やデザインなどについてのアンケートへの協力を求めた。

児童は「相模原を盛り上げるためにラスクをつくりました。ぜひ試食して感想を教えてください」と呼び掛け。普段はお土産に津久井せんべいを買うという三ケ木在住の女性は試食したラスクについて、「ブルーベリーの風味が口いっぱいに広がりとてもおいしい。もっと柔らかいと年配の方にも食べやすいのかな」と話し、「小学生がこのような企画をするとは素晴らしい」と感心した。さらに、元橋本町在住の男性は、「深みのあるおいしさ。今後はぜひ商品化してもらいたい」などと要望した。

この日は、午前と午後で約500袋のラスクを配布した。活動を振り返り児童は「味づくりがとても大変だったので、多くの人に試食してもらえてとてもうれしい」「自分たちが作ったラスクを褒めてくれてありがたい」などと喜んだ。

担任の田部恵美子教諭は「子どもたちは地域の人と関わりながら社会性、自主性を身に付けることができたと思う。クラス全員でやり遂げることができて達成感がある」と振り返った。

プロも太鼓判

市内の生産農家で一番多いのがブルーベリー農家ということで、今回のラスクには市内産のブルーベリーを使用。開発には市内の洋菓子店ら・ふらんすが協力した。ラスクの表と裏で糖度の違うブルーベリーを使うなど、試行錯誤を繰り返したという。村中昭文代表取締役は「ラスクは乾燥しているためなかなか風味が出なかったが、試作を重ねることで子どもたちも喜んでくれる仕上がりになった」と完成品に太鼓判を押した。

試食を呼び掛ける児童

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