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【葵区・田尻屋総本店】パンにも合うらしい! ワサビ漬けの意外な食べ方 “元祖”教えてもらいました

テレしずWasabee

テレしずWasabee わさびー

元祖を名乗る「田尻屋総本店」のワサビ漬けは、インターネット販売をしておらず、ここでしか手に入れることができない貴重な品。実はパンとも相性がいいという、斬新な食べ方を老舗で教えてもらいました。

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静岡名物ワサビ漬けの元祖

静岡市葵区にある「本通(ほんとおり)」周辺を、駿府城公園側から安倍川方面に向かって散策します。

本通6丁目の信号を曲がって、裏通りに入ると住所は「新通(しんとおり)」に変わります。

歩くこと約5分。さらに最初の信号を曲がってすぐの場所に「田尻屋総本店」を見つけました。

静岡市葵区新通

「元祖 」を名乗る田尻屋総本店のワサビ漬けは、徳川家9代目の時に、初代・田尻屋利助が考案したとされる商品。

創業は宝暦3年、1753年です。2024年で271年目となります。

田尻屋総本店・村松喜佐子さん:
静岡で一番最初にワサビ漬けを作ったのが田尻屋です

日本全国に出回るワサビ漬けのまさに元祖を取り扱うお店なんです。

店舗はここだけ、インターネットでも販売していないので、ここでしか食べられない味です。

その味を確かめてみましょう。

お箸の先にほんの少しだけとって舌に乗せてみましたが、とっても辛い!

田尻屋総本店・村松喜佐子さん:
辛口なので、いっぺんに口に入れないでください。辛いですが、一度食べるとやみつきになって、また買いに来てくれるお客さんが多いです

酒かすの甘味が辛さを包んでくれます。うまいけど辛い、まさに“やみつき”になる辛さでした。

ワサビ漬けのサンドイッチ

ワサビ漬けは、それだけを食べるというよりは、添え物となるアイテム。ご飯やかまぼこに添えるのが一般的ですが、ちょっと変わったワサビ漬けの食べ方を教えてもらいました。

常連さんの食べ方は「シラスのワサビ漬けあえ」。シラスは生でも釜揚げでもどちらでも。

さらにパン食の人にだってワサビ漬けはいけちゃうんです。

ワサビ漬けにマヨネーズを加えてあえます。それを食パンに挟めば、ワサビ漬けのサンドイッチ。

マヨネーズが辛さをマイルドに抑え、大人のサンドイッチです。

ワサビ漬けとパン、合うんですね! 新発見ができた老舗の知恵でした。

■店名 田尻屋総本店
■住所 静岡市葵区新通1丁目3-2
■営業時間 10:00~17:30
■定休 なし(12月は予約販売のみ)
■問合せ 054-253-0740

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