“七つの大罪は、七人の死で完成する” デヴィッド・フィンチャー監督の名作『セブン』4K版予告
主演ブラッド・ピット×デヴィッド・フィンチャー監督の名作『セブン』が、公開30周年を記念して、1月31日(金)より期間限定でIMAX初上映。このたび、最新予告が解禁となった。
『セブン』4K版のIMAX初上映決定!
「第81回アカデミー賞で、作品賞を含む13部門にノミネートされ、美術賞・視覚効果賞・メイクアップ賞を受賞した『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』。そして「第83回アカデミー賞」で、作品賞・監督賞・主演男優賞を含む8部門にノミネートされ、脚色賞・作曲賞・編集賞の3部門を受賞した『ソーシャル・ネットワーク』。さらに、『ファイト・クラブ』『ドラゴン・タトゥーの女』『ゴーン・ガール』など、独創的なビジュアル表現と観る者の先読みを許さない力強いストーリーテリングで、世界中の映画ファンを熱狂させ続ける監督デヴィッド・フィンチャー。この稀代の監督の名を一躍世界中に知らしめた衝撃のノンストップ・サスペンス・エンターテイメント『セブン』。
今回、1995年の全米公開30周年を記念して、デヴィッド・フィンチャー監督自ら監修し、当時のオリジナルのネガから4K修復が行われた特別版でのIMAX公開となる。
衝撃の《劇薬トラウマ体験》が蘇る
犯罪史上類を見ない“連続猟奇殺人事件”を担当することになった退職間際のベテラン刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と、血気盛んな新人刑事ミルズ(ブラッド・ピット)。正体不明の犯人によって絶望へと追い詰められていく様が、リアリティ溢れるスタイリッシュな映像と怒涛のシーンと共に描かれる。キリスト教の「七つの大罪=憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠惰・強欲・大食」になぞらえて行われる犯行の数々。残る犠牲者はあと二人。世間を翻弄する犯人の真の目的とは? 映像の最後に、サマセットとミルズの前に届く箱の中身は一体!?「ハッピー・エンドはありえない」——あなたは、どんな結末を期待するだろうか…。
デヴィッド・フィンチャー監督が、ハリウッドを独走し続けるトップ俳優ブラッド・ピットを迎えて仕掛けた映画『セブン』は、中毒性とゲーム性を兼ね備えた超・問題作とし当時世界中で大バズり。4週連続で全米興行ランキングNo.1を獲得し、全米興行収入は157億円($100,125,643)を突破。日本でも興行収入59億円($37,787,580)を記録し、世界興行収入は513億円($327,333,559)を超えて空前の大ヒット。北米を除くインターナショナルの興行収入に注目すると、フィンチャー監督のキャリア史上No.1の356億円($227,207,916)という成績を残している。(※Box Office Mojo調べ/1ドル=157円換算)
いまだに熱狂的なファンを増やし続けている本作の4K版IMAX初上映にあたって、当時のオリジナルフィルムから膨大な量の修復が行われ、その作業に約1年間を費やした。海外メディアのインタビューでフィンチャー監督は、「1995年の劇場公開初日の夜、当時の完全バージョンを再現したかった」とその思い入れを語っており、「修復に1年かかったのは、8Kスキャンからネガを作り直しているから(※その後、4Kダウンサンプリングを施している)。これがこの映画の最も解像度の高いアーカイブマスターになります」とコメントを寄せている。観る者たちに一生忘れないほどの《劇薬トラウマ体験》を植え付けたフィンチャー監督の原点とも言える本作を、IMAXで体感してほしい。
『セブン』4K版は1月31日(金)より期間限定IMAX初上映