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デヴィッド・ボウイ主演『ラビリンス/魔王の迷宮』続編映画が再始動 ─ 監督・脚本は『ライトハウス』ロバート・エガース

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デヴィッド・ボウイ主演、カルト的人気を誇るファンタジー映画『ラビリンス/魔王の迷宮』(1986)の続編企画が再び始動したことがわかった。米などが報じている。

『ラビリンス/魔王の迷宮』は、主人公の少女サラ(ジェニファー・コネリー)が、ゴブリンの魔王ジャレス(デヴィッド・ボウイ)にさらわれた弟を救うため巨大な迷宮に挑むミュージカル・ファンタジー。サラと魔王ジャレスを除くほとんどのキャラクターがマペットで表現された作品で、監督を「セサミストリート」「マペット・ショー」のジム・ヘンソン、製作総指揮を『スター・ウォーズ』のジョージ・ルーカスが務めた。公開時の興行収入はふるわなかったが、批評家・観客の評価は高く、その後も小説・コミック・ゲームなどが製作されている。

今回、新たに監督・脚本として起用されたのは、『ライトハウス』(2019)『ノースマン 導かれし復讐者』(2021)のロバート・エガース。『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)をリメイクした最新作『Nosferatu(原題)』が全世界興行収入1億5,000万ドルを超える大ヒットを記録、でも4部門にノミネートされたほか、次回作として「狼男」をモチーフとした『Werwulf(原題)』の製作がばかりの鬼才だ。

プロットは現時点で明らかになっていないが、オリジナル版のリメイクではなく、あくまでも続編となる模様。共同脚本は『ノースマン』と『Werwulf』でタッグを組んだショーンが手がける。

オリジナル版を手がけたTriStar Picturesのもと、プロデューサーには『Nosferatu』のクリス・コロンバス&エレノア・コロンバス、ジム・ヘンソン・カンパニーのリサ・ヘンソンが就任。オリジナル版でマペットの操演を務めた、ジム・ヘンソンの息子ブライアン・ヘンソンが製作総指揮を務める。

『ラビリンス/魔王の迷宮』の続編企画には、『ドント・ブリーズ』(2016)のフェデ・アルバレス監督や、『ドクター・ストレンジ』(2016)のが、両者は実現に至らず離脱していた。突き抜けた作家性をもつエガースの起用は意外性たっぷりだが、果たしてどのような続編となるか。なお、エガースが既存IPの続編作品を手がけるのは本作が初めてとなる。

映画『ラビリンス/魔王の迷宮』続編(タイトル未定)の公開・製作時期は未定。エガースの次回作『Werwulf』が2026年12月25日に米国公開予定のため、同作のあとに企画は本格始動するとみられる。

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