DeNAの“燃える投魂”バウアーが中4日で先発、中日・三浦瑞樹は救世主となるか
早くも5月4試合目のバウアー
DeNAのトレバー・バウアーが21日の中日戦(横浜)に中4日で先発する。今季は7試合で2勝3敗、防御率3.67。開幕3連敗を喫したが徐々に調子を上げ、5月は早くも4試合目の登板だ。
中日戦は6回6安打1失点で敗戦投手となった3月29日以来の登板。2023年は5試合で負けなしの3勝、防御率1.59と相性は抜群だった。
相性と言えば、バウアー登板試合でスタメンマスクをかぶる松尾汐恩との呼吸もピッタリ。前回16日のヤクルト戦では、松尾が3号ソロを含む4安打3打点をマークするなど投打でバウアーを支えている。
チームも5月に入って調子を上げており、虎のしっぽも見えてきた。昨年日本一のDeNAが狙うは悲願のリーグ優勝。“投魂”バウアーにチームを勢いづける熱投が期待される。
プロ初勝利を挙げて勢いに乗る三浦
一方の中日は三浦瑞樹が先発する。盛岡大付高から東北福祉大を経て2021年育成4位でソフトバンクに入団し、昨季はウエスタン・リーグで最優秀防御率に輝いた左腕だ。
オフに戦力外通告を受けて中日に移籍し、今季は二軍で無傷の3勝、防御率1.14をマークして支配下登録を勝ち取った。5月1日の阪神戦に5回2失点でプロ初勝利。前回13日のヤクルト戦から中7日でのマウンドとなる。
ストレートは平均141.7キロと驚くほど速いわけではないが、キレのいいスライダーとチェンジアップを中心に緩急自在の投球が持ち味。DeNAの強力打線を相手にどんな投球を見せるか楽しみだ。
チームは上位との差が開きつつあり、ここが踏ん張りどころ。新天地で躍動する25歳が救世主となるか。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
阪神・J.ビーズリー-巨人・井上温大(甲子園)
広島・大瀬良大地-ヤクルト・吉村貢司郎(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・北山亘基-ソフトバンク・松本晴(エスコンフィールド)
オリックス・宮城大弥-ロッテ・西野勇士(京セラドーム大阪)
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記事:SPAIA編集部