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【注目の福岡市産ブランド果物】知っておくべき『月隈ブドウ』博多の森の果樹園育ち!一粒に果汁たっぷり!知られざるニーズとおいしい物語!

福岡・九州ジモタイムズWish

みなさんは「福岡市産の野菜や果物」がたくさんあることをご存知でしょうか。
福岡市と言えば、都心と自然の近さも魅力の1つですが、そんな豊かな自然を生かして、春菊、トマト、キャベツ、大根、白ネギなど、実は1年を通して様々な野菜や果物が生産されています。また、生産地が福岡市街地から近いので、鮮度抜群、採れたての味を食卓に届けてくれています。
ここではそんな「福岡市産のお野菜」の魅力が詰まったブランド・ストーリーを紹介。
ぜひ、このおいしい物語と一緒に、味わってみてください。

◼️【月隈ブドウ】とは…
博多の森に続く小高い丘で60年にわたり栽培されてきた月隈ブドウ。
爽やかな酸味と甘味が調和したマスカットの王様「アレキサンドリア」をはじめ、
人気の「シャインマスカット」、さらにマスカットと巨峰をMI Xさせた「ピオーネ」。
どの品種も、食べごたえある一粒一粒に、豊かな味わいと香りが詰まっています。

◼️空港からわずか1kmの丘に実る緑色の宝石
食べやすくて味も良い人気フルーツの一つ、ブドウ。中でもマスカットは、近年の「シャインマスカット」ブームで注目度が急上昇。そんな大人気のマスカットをはじめとした、甘くて香り豊かなブドウの産地が福岡空港のすぐ近くにあるということ、知っていましたか?ここ、月隈地域では昭和35年頃からブドウの栽培が行われており、現在も、シャインマスカットの他、そのもととなった「マスカット・オブ・アレキサンドリア」や「ピオーネ」などを育てています。

◼️マスカットの人気と知られざるニーズ
月隈のブドウ農家がシャインマスカットの栽培を始めたのは数年前から。消費者にとっても贅沢な果物ですが、生産者にとっても、単価が高く比較的病気に強いシャインマスカットはありがたい品種。そして農家の方々が「アレキ」と呼んでいるマスカット・オブ・アレキサンドリアは、見た目はシャインマスカットに似ていますが、甘みと共に程よい酸味も感じられ、すっきりとした味わいが特徴。昔から贈り物としても重宝されてきました。独自の盆供養の伝統が残る沖縄にも、毎年多くのマスカットが福岡から送られ、供物やもてなしの品として喜ばれています。

◼️美味しいブドウを安定的につくるために
ブドウの旬は夏。月隈でも7月頃から9月頃まで収穫・出荷が続きますが、見た目も重要なので、1房1房に目を配り、包装、箱詰めは手作業で丁寧に行っています。理想的な美しい房のブドウに仕上げるためには、虫にやられず健康的に育つことが重要。そのため収穫期を終えると剪定や農園内の土づくりに注力し、JAの職員や他の農家とも情報交換をすることで翌シーズンの病害虫にも備えます。

◼60年間続く信頼をこれからも
ただそのまま食べるだけではなく、スイーツの装飾に使われることも多いブドウ。ある農家の3代目は「味はもちろん、粒の美しさや大きさ、種無しで食べやすくするための丁寧な処理などにもこだわって、『月隈ブドウを買っておけば間違いない』と誰からも信頼されるものを提供し続けたい」と話していました。飛行機を望む丘に実った月隈ブドウ、ぜひ一度味わってみてください。

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