全室スイートの豪華客船「オイローパ2」が3月12日に姫路港へ初入港
国際クルーズ客船「オイローパ2」が3月12日8時、姫路港に初入港する。姫路港管理事務所は埠頭で観覧エリアを設け、一般市民が間近にその佇まいや歓迎セレモニーを観覧できるようにする。
「オイローパ2」は全長225.62メートル、総トン数42,830トン、乗客定員約550人というマルタ船籍のラグジュアリークラス中型船。海外のクルーズ格付誌で最高ランクを取得しており、内装はぬくもりのあるモダンなインテリアで統一され、客室は全てスイート仕様となっている。
当日は、初入港記念の歓迎行事として10時からセレモニーが行われ、飾磨消防署「消防艇ひめじ」による歓迎放水アトラクションが披露されるほか、乗客向け観光案内ブース、土産店、キッチンカーが出店、ご当地キャラクターのはばタンやしろまるひめ、お城のアンバサダーも登場して歓迎ムードを盛り上げる。17時半からのフィナーレで「民謡集団鯱」が勇壮な和太鼓を大海原に響かせた後、18時に次の目的地・大阪港を目指して離岸する。一般観覧は9時から18時30分まで。
ポートセールスに取り組む姫路港では、コロナ後にクルーズ客船の寄港が相次いでおり、同月25日には「飛鳥Ⅱ」も入港することになっている。