阪神・才木浩人が大好き甲子園で今季初の中7日、中日・髙橋宏斗はプロ未勝利の甲子園で3勝目狙う
7勝4敗、防御率1.58の才木
阪神・才木浩人が16日の中日戦(甲子園)に先発する。今季は開幕から毎週火曜日に登板し、中6日のローテーションを守ってきたが、初めて中7日で水曜日の登板となる。
ここまで14試合に登板して7勝4敗、防御率1.58。7月に入って1日の巨人戦、8日の広島戦と連勝しているが、いずれも5回で降板しており、暑い夏場にブルペン陣を休ませるためにも今日はイニングを稼ぎたい。
中日戦は4月29日に登板して6回6安打4失点で敗戦投手となった。一発を浴びた細川成也は最近も調子を上げているだけに十分に気を付ける必要がある。
才木にとっては、2023年9月14日の巨人戦から昨年9月まで7連勝をマークした大好きな甲子園のマウンド。昨季13勝を挙げた右腕が、首位を独走するチームの勢いをさらに加速させるか。
2勝8敗、防御率3.40の髙橋
一方、中日は髙橋宏斗が先発する。今季は15試合で2勝8敗、防御率3.40。昨季、最優秀防御率に輝いた22歳が苦しんでいる。
とはいえ、クオリティスタート(6回以上自責点3以下)は15試合中10回。5回もたずに降板したのは4月の2試合のみで、最近は安定している。勝ち星が増えないのは打線の援護に恵まれないことが要因だ。
阪神戦は3試合で0勝2敗、防御率5.29。4月11日は4回9安打5失点だったが、5月10日は7回2失点、5月24日は6回3失点と先発の役割は果たしている。ただ、甲子園ではプロ入りから5戦3敗と1勝もしておらず、相性は良くない。
チームは4位・広島にじわじわと接近。髙橋が甲子園初勝利で波に乗れば今後に向けて希望の光となる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
広島・大瀬良大地-DeNA・T.バウアー(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
西武・渡邉勇太朗-日本ハム・北山亘基(ベルーナドーム)
オリックス・田嶋大樹-楽天・藤井聖(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・大関友久-ロッテ・B.サモンズ(みずほPayPay)
【関連リンク】
・プロ野球AI勝敗予想
・セ・リーグ球団別週間MVP 阪神・佐藤輝明がセ界独走25発!中日・細川成也も4番の貫禄
・プロ野球セ・パ交流戦の歴代本塁打王 阪神・佐藤輝明、球団40年ぶりの生え抜き30発見えた
記事:SPAIA編集部