ソロ飲みに理想的!落ち着く空間の駅近焼き鳥店(札幌北区)【ソロ飲みのススメ】
連載「#ソロ飲みのススメ」では、アルコール全般をこよなく愛するライター・オサナイミカが、北海道で暮らす女性(もちろん男性も)たちの、”ソロ飲みデビュー”を応援すべく、ソロ飲みにぴったりなお店をご紹介していきます。
ポーションもしつらえも、ソロ飲みに理想的な空間
昨年のイイニクの日(11/29)にオープンした、【ヤキトリBon Sai】さんは、北12条駅から徒歩2分ほどの住宅街のマンションの1階にある、ひっそりと明かりがともっている雰囲気のお店。以前は老舗のお寿司屋さんだったこともあり、オープンした当初から気になる存在だったというご近所の方も多いと思います。
入口右手にはカウンター7席とガラス張りになっている厨房
左手はテーブル席。合計17席の、こぢんまりとした落ち着きのある空間。
中札内地鶏の焼き鳥と自家製レモンサワーが人気
カウンターの上に並んでいた、こちらのジンのボトル。中には何やらスパイスが見えるものも。
こちらを使用して、うちのレモンサワー(600円~)を提供しているそうです。
Bon Saiさんのうちのレモンサワーは、レモンの種と白い部分を取り除いたものを皮ごとミキサーにかけて、トロトロのシロップにしてから使うこだわりのサワー。
焼き鳥は中札内「田舎どり」を使用し、1本(200円~)からオーダー可能。
塩・タレ他、串によっては「トリュフ香るタレ」もあり。
一本一本丁寧に串打ちして焼いているのが伝わってくるような焼き鳥。
焼き鳥以外にも、野菜巻き串が人気。
メインは焼き鳥ですが、アルコールが進みそうなアテも豊富なのです^^
こちらはレバーパテ。
そしてカプレーゼ。1皿のボリュームが一人飲みにもちょうど良いのがポイント。
居心地の良い店づくりを目指したマスターの想い
実はワインも充実しているBon Saiさん。グラスはもちろん、ボトルも3500円~各種あるのです。居心地が良くて長居しちゃいたくなるので、危うく1人で1本空けてしまいそう(笑)
『長居したくなるお店作りを目指したので、そう思っていただけたなら嬉しいです』と、マスター&オーナーの村上さん。
村上さんの飲食業界歴は長く、20年以上になるそうです。
ただここ数年は現場を離れて、裏方の仕事をすることが増え、数年前に東京勤務になったのですが、やっぱり慣れ親しんだ札幌で働きたい!出来れば飲食店に携わりたい!飲食店なら、自分の目が届く範囲の小さなお店をやってみたい!と、物件を探していたところ、この場所に巡り合ったそう。
全体のトーンや店内に流れるBGMも、落ち着けるように心がけたそうですよ。
ところで店名のBon Saiの由来は?
『盆栽から来ています。盆栽は世の中にたくさんありますが、それぞれに美しさがあります。焼き鳥店もたくさんの美味しい店がありますが、この店も誰かの美味しい焼き鳥店の一つになってくれたらという想いを込めてつけました』
店名の由来、聞いて良かった^^
ちなみにイミテーションではありますが、店舗入り口とカウンターの隅っこに盆栽があるんです。
カウンターに座って眺めていると、なんだか落ち着きます(笑)
そうそう、ランチタイムも営業中なのですが、お肉が味わえるボリューミーな4種のセットが、どれも税込1000円!『いろいろなものが値上げされているので、正直いつまでこの価格で提供できるか分かりませんが、Bon Saiのことを知ってもらいたいので、もう少し頑張ります』と、村上さん。
最近、話題のお店が増えてきた地下鉄北12条駅界隈、雪も融け歩きやすくなりましたので、フラリと立ち寄ってみて下さい。
ソロ飲みビギナーにおすすめのポイント
〇ソロ飲み大歓迎で、テーブル席とカウンター席の空間が分かれている
〇1人でオーダーするのにちょうど良いポーション
〇住宅街なので、男女問わず比較的落ち着いた客層
【ヤキトリBon Sai】
北海道札幌市北区北11条西3丁目10番地 クラークハイツ1階
電話番号 011-299-5403
営業時間 ディナー 月~土17:30~24:00(L.O.23:00、ドリンクL.O.23:30)
ランチ 火~金11:50~13:30(L.O.13:00)
定休日 日祝休※ランチは日祝月
お通し380円/禁煙/カード、QR払い可
公式Instagram@yakitori.bonsai
連載「#ソロ飲みのススメ」
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文・写真:オサナイミカ(一部、先方提供)
Edit:Sitakke編集部 YASU子
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【ライター:オサナイミカ PROFILE】
札幌生まれ・札幌育ちの、アルコールをこよなく愛するアラフィフ、中学生の息子の母。 (株)リクルートが発行する情報誌生活情報サンロクマル(現Hot Pepper)の営業を経て、 2007年よりWEB情報サイトSapporo100milesの編集長として15年間、札幌や北海道の食と観光の情報を 【オサナイミカのつぶやき】を綴り続け、2022年11月からはSAPPORO YARDにて、【オサナイミカが行く!】をスタートしている。