場所によっては使えない。「超撥水剤 弾き」の意外と知らない“使用NGな場所”
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。トイレや洗面台、キッチンシンクなど、あっという間に汚れが溜まる水まわり。「超撥水剤 弾き」は、そんな水まわりのお手入れがラクになる万能洗剤です。しかし、場所によっては使えない場所も……。ここでは、「超撥水剤 弾きのNGな使い方」をご紹介します。
NGその1.防汚加工のあるトイレ
「超撥水剤 弾き」は、トイレの便器内にも使えます。掃除後にスプレーすると、フッ素樹脂が汚れを弾いてくれるので、尿石が溜まりにくくなるんです。
しかし、もともと防汚加工が施されているトイレの場合は話が別。撥水剤が陶器の表面を覆ってしまうため、せっかくの防汚効果の意味がなくなってしまいます。
誤って使用してしまった場合は、食器用中性洗剤や弱アルカリ性の洗浄剤でお手入れし、経過観察してください。
NGその2.コーティングつきの鏡
洗面台や浴室の撥水コーティングでも使用できますが、鏡は注意が必要です。
「くもり止め加工」などの特殊加工が施されている場合は、「超撥水剤 弾き」は使えません。
鏡自体に特殊はコーティングがしてあるので、撥水効果を上塗りするかたちになってしまいます。
こういった特殊加工つきの鏡については、専用クリーナー以外使えないケースが少なくないため、「超撥水剤 弾き」を含む洗剤を安易に使用するのは控え、ただしい方法でお手入れしましょう。
NGその3.テレビ・スマホなどの画面
テレビやスマホ、パソコンなどの液晶画面についても、「超撥水剤 弾き」は使えません。
水濡れによってスマホが故障したり、画面になんらかの不具合が起きたりする可能性もあります。
液晶画面はデリケートなため、適切な方法でお手入れしましょう。
ただしい使い方で水まわりの掃除に役立てよう
「超撥水剤 弾き」は、汚れや水を弾いてくれる優秀なコーティング剤です。
ただしく使えば、水アカや尿石などのこびりつく汚れを軽減してくれます。
適切な使用方法を確認のうえ、水まわりの掃除に役立てましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア