#北九州下関フェニックス 荒巻千尋投手がノーヒットノーラン達成 チームの大黒柱が快挙
7月1日に小林総合運動公園野球場(宮崎県小林市)で行われたヤマエグループ九州アジアリーグ公式戦、北九州下関フェニックス対宮崎サンシャインズの一戦で、フェニックスの荒巻千尋がノーヒットノーランを達成しました。
荒巻は至誠館大学(山口県)を卒業後、創設初年度の福岡北九州フェニックスに入団。2022年の開幕2戦目ではチーム創設初勝利を挙げ、入団2年目の開幕戦では、同じサンシャインズを相手に5回までひとりの走者も許さない完ぺきな投球を披露しました。
初年度は10勝、2年目は8勝と、チームを支える大黒柱としてローテーションの中心を担ってきましたが、今季は開幕前に調子が上がらずに苦しんでいました。しかし、先発3戦目のサンシャインズ戦(4月26日)で初勝利を挙げると、以降は勝利を重ね、この試合前の時点で7勝1敗と復調を見せていました。
この日の投球は打者29人に対し、被安打ゼロ、奪三振9個、与四球1個とほぼ完ぺきな内容でした。
打撃陣も薮怜汰、平間隼人の本塁打をはじめ9安打8得点でしっかりと荒巻を援護しました。
エースが完全に復調した北九州下関フェニックスが、悲願の初優勝に向けて首位街道をひた走っています。