須賀神社、例祭賑わう 栗谷に初夏の訪れ告げる
多摩区栗谷の須賀神社で5月25日、恒例の例祭が行われた。
雨もあがり、午後から神事が行われた。神輿と太鼓の巡行には子どもたちが参加し、町内を練り歩いた。境内の露店には長い列ができ、演芸では栗谷囃子保存会による獅子舞や足踊り、地元住民の舞踊やハンドベル演奏で客席が湧いた。
祭礼にあたっては、栗谷町会が協賛する形で実行委員会を立ち上げ、準備を進めてきた。実行委員長の岸忠宏さんは「けが人もなく、無事に実施できて良かった。今後も伝統を引き継いでいきたい」と話した。
須賀神社は、生田駅の南西に位置する栗谷地区の中央部にある。1600年頃から続く神社で、境内のしだれ桜は名物として知られている。