相模原市 東京ガスと協定 脱炭素推進に向け
相模原市は2月18日、カーボンニュートラルのまちづくりに向けた連携協定を東京ガス株式会社と締結した。月に1度両者で協議会を開催し、市の脱炭素を推進する。
相模原市は2020年9月に「さがみはら気候非常事態宣言」を表明し、50年の二酸化炭素排出量実質ゼロをめざして取り組みを進めている。電気やガスを提供し市民と直接の接点を持つ民間企業である東京ガスの力を活用することで脱炭素を進めたい考え。
両者は▽カーボンニュートラルのまちづくりに向けた取組のトータルコーディネート▽公共施設等のカーボンニュートラルに向けた取組▽情報発信及び普及・啓発▽環境エネルギー教育▽その他--の5項目で連携する。市の現状と課題を共有し、東京ガスが市の取り組みを支援する。
市役所で行われた協定締結式で本村賢太郎市長は「専属チームを作ってもらえてワクワクしている。チャレンジして世界に貢献できる市にしたい」と話した。東京ガスの担当者は「相模原市の計画達成が自分たちのゴールにもなる」と連携への意気込みを語った。