被爆者の声「私がつなぐ」 旭丘高校で公開授業
旭丘高校(水野浩理事長・学校長)で1月24日と25日に全学教育研究集会による公開研究授業が行われた。25日にはノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会の構成団体の一つ「神奈川県原爆被災者の会」の福島富子副会長を招いた講座も実施された。
同会はよりよい学校づくりを目的に活動。定期的に研究授業を企画し、保護者や地域の人たちにも公開している。
同校が取り組む平和と人権教育の講座では、被爆者の声を聞く場として福島副会長の講演も企画された。生後間もなく被爆した経験や平和への思いを聞いた生徒は「きょう学んだことは絶対に忘れない。私たちが伝え、つないでいく」などと話した。