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AIは我々の生活にどのくらい浸透してきた?ITジャーナリスト・三上洋に聞いてみた

文化放送

野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時)12月11日の放送は、ITジャーナリストの三上洋氏が出演し、AIが我々の生活にどれだけ関わってきているか?について話した。

野村邦丸(パーソナリティ)「AIの進化というのは、三上さんから見て、開発途上なのか?ピークを迎えているのか?どっちだと思われますか?」

三上洋「私たちの生活の中には、直接出てきてはいないです。直接出てくるとしたら、AIという名前がなくなって、普通にお店の中にロボットがあって、使える状況というのが本当の実用化です。例えば、介護ロボットは誰かが操作しないといけません。AIによって完全に動かせるようになったら、もっと簡単に使えるようになります。そういった身近なものはこれからだと思います」

邦丸「まだまだなんですね。私たちの生活で目の見えないところで活躍してるAIはありますか?」

三上「今までのAIは人間が設定しなければ何もしなかったんです。例えば、こんなホームページ作ってください。内容はこんなものです、と細かく指示する。そうすると、AIが作ってくれる。でも、今年、後半から注目されているのがAIエージェント。これは、細かい指示がなくても良いホームページを勝手に作ってくれる。代理人のように動いてくれるのでAIエージェントと呼ばれています」

邦丸「オープンAIの“Sora”というのは、どんなものですか?」

三上「オープンAIという会社の動画生成AIです。例えば、桜の中を女の子が歩いている動画を作って!とテキストを入れると、その動画を作ってくれるものです」

邦丸「イケメンの私の動画も作れちゃうわけですね」

三上「動画を作るには、頭脳も使うし、電力も使うし、お金もかかるんですけど、これは最先端を行ってます。5秒なり20秒なりの動画を月額三千円で作れます」

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