【菊池市】緑あふれる菊池を堪能!2,200円を握って、半日でパワースポットを巡って絶品地鶏を食べる菊池旅!
お休みがあっても、「夕方は家事などで急いで帰らなくちゃ」「あまりゆっくり出来ないわ」という方も多いのではないでしょうか?そういう方の為に、お昼過ぎには帰路に着く「プチ旅菊池編」のご提案いたします。今回使ったお金は一人あたり2,200円(ガソリン代は含まず)! 時間とお金が無限にあればそりゃあなんでも出来ますが、今回「限られた時間とお金」で癒しの菊池半日の旅をご紹介します!
まずは菊池の超超穴場のパワースポット「蛇神さん生味弁財天」へ
もう少しで紫陽花が咲きそうです。葉がみずみずしく、開花が楽しみです。そんな中、菊池へ車を走らせます。 熊本市中心部からだと車でおよそ1時間程です。1時間掛かる場所からだと、出発は9時を目安に。 ここまで来る道のりも窓を開けてドライブするととても気持ちが良いですよ。
目指すは、「蛇神さん生味弁財天」(へびがみさんのおうみべんざいてん)。赤い旗が目印です。
Googleマップに載っていますので、それに従って行きます。菊池市重味という所です。分かりにくくはありません、が、
この道は車だと厳しいので、手前に置いて少しだけ歩きます。ほんの少しだけ。 生味川がとても美しく、それだけでも心癒されます。
こんなにも澄んでいます。勿論空気の美味しさも格別で、ホーホケキョの声が辺りに響いていました。
弁財天に向かって赤い旗が並びます。
空へ空への伸びている木々が涼しい影を作っていて、ひんやりとした風がとても心地よい空間です。
こちらの「蛇神さん生味弁財天」には岩の隙間に蛇神様が住んでいると言われております。
鎖を朱色に塗ってあるので、すぐに見つかります。 こちらが「蛇神さん生味弁財天」の蛇神様が居られると言われる所です。 お賽銭箱とお酒などが置いてありました。
横幅1mの巨岩を横切る数センチほどの避け目。岩の隙間には、蛇が宿っています。見た者は商売繁盛などの御利益があるといわれています。 ヘビ弁財天(蛇を奉る)は、どこにでも存在しますが、自然に住み着いている蛇神様を見る事が出来る「蛇神さん生味弁財天」は日本全国をさがしても非常に珍しいヘビ弁財天です。 との事。
全国でも珍しいヘビ弁財天との事ですが、クチコミもなく、穴場の中の穴場です。 ここだけ岩がむき出しになっていて、不思議な場所です。
じーっくりと蛇神様を探しました。「あ!居た!?」と思う箇所は木の根っこだったりします。
他の取材先で立て続けに2回蛇に遭遇したので、「是非ここでも!」と思ったのですが、残念ながら見つけられませんでした。
しかし、お供え物の隙間に卵がありました。たぶん鶏の卵だと思いますが…。何故こんな所にあるのか、謎です。
ここには一体どんな蛇神さまがいるのでしょう。運試しに是非行かれてみてはいかがでしょうか。周りの風景は全面緑。
蛇神さまには会えませんでしたが、お賽銭を入れて、川を眺めながら「蛇神さん生味弁財天」をあとにします。 人が全く居ないのに、何だか誰かに見られているような気がする不思議な不思議なパワースポットでした。
橋の下からの感動、豊潤橋へ
お次は「蛇神さん生味弁財天」から車で7分。グーグルマップにも載っているのですいすい行ける「豊潤橋」という所を目指します。ものすごい緑が押し寄せてきます。
到着しました。こちらの橋です。
車で走っていると何てことのない近代の橋ですが、橋の下からの風景が素晴らしいとの事。橋の下に降りる道はマップには載っておらず分からなかったので、地域の方にお尋ねしました所、「あら~橋の下へ行くのかい?帰ってこれないかもしれないよ」と言われ、「急にホラー!!」と思いましたが、道の狭さと車の運転を心配されての事でした。
ちょっと説明しずらいのですが、橋の渡った先の「民家が何軒がある方面」を向くと、その右手に一本木が植えてあります。そこから下へ降りる道があります。
地域の方に心優しくご心配していただきましたが、車も普通に通れる道なので安心してください。
すると、どーーーんとこの風景。思わずわぁぁと声が出ました。とてもとても大きい!
森の中から出てくるような森の中に吸い込まれているような、橋の下の風景は圧巻です。
こんなにも巨大なものを見上げていると、何故か怖くなってきてしまう程。
この日は曇り空でしたので、天気の良い日に行かれるともっと美しい光景が広がっているかと思います。
こちらの豊潤橋は、真ん中から年一回の放水が行われるそうです。まるで通潤橋のようですね。 放水は、竜門ダムを水源とする東部幹線水路を清掃するためのもので、橋の中央にある弁からパイプラインに溜まった土砂を排出するとの事です。 高さ38メートルから噴き出す訪水、是非見てみたいです。毎年11月に行われているようですので、日程をチェックして見に行くのもお薦めです。菊池市イベント情報集約サイト こちらの菊池市のサイトをマメにチェックされる事をお薦め致します。
この橋が架かっている川は菊池川です。こちらもまた美しい川です。 近くには以前記事にした
https://higojournal.com/archives/ubusantaki.html 産さん滝もありますので、お時間に余裕がある方は是非!ダイナミックな滝に感動する事間違いなしです。
お腹がすいた~とさらに人里離れた山中、森の味処なかむらへ
美味しい空気を吸ってばかりでは胃は膨れないので、すっかりお腹が空いてきました。お時間は午前11時半です。
ランチを食べに更に山奥へ行くなんて…耳がきーんとなり、携帯の電波も入りにくくなります。
そして、緑に覆われた素晴らしいお店、森の味処「なかむら」に到着しました。
広々とした店内。窓からは緑が溢れんばかりに見えます。
手を洗いに行くと、こんなにも素敵な水場があり、
このような張り紙が。
こちらからゆっくりと水が湧き出し、
ゆっくりとこちらから流れ出るとても冷たいお水でゆっくりと手を洗います。じわっと水が流れ出てくる間の時間の愛おしい事。日常ではすっかり忘れていた、心が洗われる時でした。
メニューは心に決めていた、一番人気のこちら。ナメコだご汁定食です。こちらの「森の味処なかむら」は大変人気店なので、11時のオープン時からお客さまが沢山いらっしゃいます。お電話にてご予約をお願いいたします。0968‐27‐0841まで。
熱々の鉄板がすぐに置かれます。
そして地鶏もも肉。
じゅーじゅー!!と焼き始め、
その間にナメコだご汁、お漬物、お豆腐、白和え、椎茸、黒豆を頂きます(季節によって小鉢の内容は変わります)
このだご汁のだごが、すごくつるんとしていて、もっちもち。我が家でつくる粉っぽいだごとはまるで別物で、感動致します。
地鶏も焼けてまいりました。
程よい歯応えと、あっさりとした鶏の脂、、食べてる最中、既に「また来よう」と想いが湧きあがります。 タレの地鶏も美味しいのですが、塩や柚子胡椒で食べるのがまた絶品。あつあつの地鶏を食べ、味に感動している間、いい意味ですっかり会話はなくなってしまいます。
こちらのナメコだご汁定食は2,200円(税込み)。 お腹一杯になりますが、鶏なので胃もたれすることもなく、すっきりとした満腹感です。
お店は広く、ありがたいことにお料理が運ばれてくるのが、とても速いです。 「森の味処 なかむら」は人気店で、「わざわざ山の中まで来たのに入れなかった」という事がないように、「お電話にて予約をされる」、「定休日の確認をする」を強くお勧めいたします。
お店の暖簾の横のテラスではワンコ同伴でお食事が出来るそうですよ!ドライブが得意なわんちゃんは朝から一緒にお出掛けするのも楽しいですね。(飲食店ですので、犬はマナーベルトをするなど、マナーを守っての同伴をお願い致します。) さて、お食事が終わったこの時点で12時半。熊本市中心部へとゆっくり来た道を帰ってもまだ13時くらいでしょうか。まだお昼過ぎです。 おうちで一息ついてから、夕方の作業が出来そうです。丸一日のお出掛けは無理だけど、思いっきり気分転換したいという方へのプチ菊池旅でした。 是非安全運転にてお出掛けください!