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体にも心にも染み渡る、お魚&野菜たっぷりランチ♡ JR三ノ宮駅すぐそば『キッチン ウィッチ』で地産地消の「お魚定食」を実食 神戸市

Kiss

“野菜不足が気になる”、“おふくろの味に飢えている”人にぜひ足を運んでほしいお店『キッチンウィッチ』(神戸市中央区)の魅力を紹介します。

「旬の野菜と魚」をテーマに、神戸・兵庫県産の食材をふんだんに使った“地産地消”のお魚定食は、おいしくて、栄養バランスも◎。それを生み出す店主の温かな人柄も相まって、食べた人のお腹と心の両方を満たしてくれます。

魔女のシルエットが描かれた白い看板が目印。道路向かいにはカラオケ館 北野坂店があります

お店の場所はJR三ノ宮駅のすぐ近く。山側に向かって5分ほど歩いた先にある雑居ビルの4階です。

入口には魔女の人形が!この人形こそが「キッチンウィッチ」なのです。

ヨーロッパでは古くから、火よけ、魔除けとして玄関や台所にキッチンウィッチを飾る風習があり、「キッチンウィッチのいる家のかまどは料理がおいしくなる」という言い伝えにあやかって、店名にしたのだそう。

生まれも育ちも生粋の神戸っ子のお二人♪

店主の青木菜穂美さんは、野菜ソムリエや栄養士の資格の持ち主。娘さんと一緒に毎日笑顔でお店を切り盛りされています。

自身の理想を形にした「夢のお店です!」と語る青木さん

子どもの頃に友達の家で食べた手作りクッキーに感銘を受けて以来、料理が大好きになった青木さん。地下鉄学園都市駅前でのカフェ営業を経て、2017年に念願だった三宮へ進出し、3年前に現在の場所に移転オープンされました。

カウンターの前に並ぶ「おばんざい」の数々

提供する料理のコンセプトは “日本の家庭料理”。「お客さんにしっかり野菜をいただいてほしい」という言葉の通り、どれも野菜がたっぷりと使われています。

「金目鯛の煮付け」2000円(税込)※スペシャルランチの内容や価格は仕入れによって変わります

ランチタイムには、中央卸売市場で仕入れた新鮮な魚の焼き物や煮付けがメインの「定食ランチ」を提供。今回は不定期で登場する「スペシャルランチ」をいただきました。

生姜の効いた煮汁には旨みが溶け込んでおり、ご飯にかけたくなりました♡

主役の「金目鯛」は圧巻のビジュアル。コラーゲンがたっぷりの目玉も絶品でした!丁寧な下ごしらえが施されているので、肝の部分も臭みをまったく感じなかったです。

カマの周辺の身は特に旨みが強く絶品!

柔らかさと適度な弾力を備えた身はしっとりとした口当たりが心地よく、濃厚な旨みが口の中でじゅわりと広がりました。

「焼きナスの煮びたし風」

小鉢には、神戸市西区櫨谷産をはじめとする兵庫県産野菜をふんだんに使用。

(左)「ほうれん草と鰹節の和え物」、(右)「サラダ」。香の物も自家製です

「ほうれん草とカツオ節の和え物」はサッと湯通ししただけなのだとか。信頼できる仕入れ先だからこそできる調理法で、シャキシャキの食感の虜になりました♪

「とうもろこしの天ぷら」

筆者のイチオシはこちらの「とうもろこしの天ぷら」。細かくつぶしたはんぺんを混ぜており、ほんのりと香る練り物の風味がたまりません。これは絶対お酒にも合うはず。

「鯛の塩焼き」1000円(税込)

通常のランチは鯛、鯵、鯖の塩焼きや味噌煮などを取りそろえ。魚は仕入れによって変わります。これで1000円はリーズナブルですね。

「日本酒の飲み比べセット」やビールなどの「飲み放題(1時間 1100円・税込)」も

お酒好きが高じて「利き酒師」の資格もお持ちの青木さん。夜はお任せコースと“菜穂美ママ”との会話を肴に、ママが実際に酒蔵を巡って集めた全国各地の銘酒を味わうことができますよ♪

内装のコンセプトは「ヨーロッパの農家の納屋」

駅前の繁華街エリアに、ここまでほっこりリラックスできるお店があるのは本当に嬉しい。また食べに行きたい、毎日でも通いたくなるお店でした。


場所
キッチン ウィッチ
(神戸市中央区中山手通1-8-1 明関ビル 4F)

営業時間
11:30〜14:00、17:00〜23:00

定休日
日曜日、月曜日、祝祭日

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