台風10号 海老名の雨量最多記録 杉久保北で土砂崩れ
台風10号の影響で海老名市では、8月29日午後から72時間の累積雨量が過去最多となる444・5ミリを記録した。
8月30日朝には目久尻川の戸中橋(本郷)で避難判断水位を超えたほか、杉久保北の市道で土砂崩れが発生し、向かいの企業の壁を押し曲げた。市内6カ所に開設した避難所には27人が避難した。
座間市ではイオン座間南側道路で冠水したほか、入谷バイパスが隆起した。市内7カ所の避難所への避難者数は1人だった。
綾瀬市では吉岡地区の一部道路が冠水。市役所近くでは農地の土が流出し一面の茶色に。5カ所の避難所には6人が避難した。床上浸水など被害はなかった。