里帰り&実家のサポートなし!ワンオペ2人育児を乗り切った便利アイテム4つ
4歳と0歳の男の子2人を育てる、フリーライターの伊藤サクラです。私と夫は2人とも実家が遠方で、飛行機を使う距離。しかも、2人目を出産した2021年3月、私の住んでいる地域には緊急事態宣言が発令されていました。そのため、夫婦で協力して里帰り&実家のサポートなしで産後の生活を乗り切ることを決意。夫が1ヶ月間育児休暇を取得してくれましたが、その後に待ち構えていたのは想像を絶するほど過酷なワンオペ2人育児でした。そんな私が心から「あって良かった!」と思うアイテムを4つご紹介します。
ラクラク調理で栄養満点! 「圧力鍋」
産後まもなくは、おかずの宅配サービスを利用していました。しかし、モリモリ食べる上の4歳の息子がいるため、いつまでもキッチンに立たないわけにはいきません。
「なるべく簡単に料理ができて、一度に大量に作っておきたい」という私の希望を叶えてくれたのが、以前に買っておいた圧力鍋でした。
私が使っているのは1番大きいサイズです。カレーやシチュー、ポトフなら、大人と子ども3人で2~3日は食べられる量を作れます。
この圧力鍋の大きな魅力は、炒めることなく素材そのままの味を出せること。野菜やお肉を好きな大きさにカットして圧力鍋の中に入れ、水を200ml入れて沸騰させるだけで、美味しい料理が完成しました。
赤ちゃんの待機場所に役立った「バウンサー」
ワンオペの2人育児では、生まれたばかりの赤ちゃんをずっと抱っこしているわけにいかない場面もありました。そんなときに役立ったのが、バウンサーでした。
2人目を妊娠しているときから、4歳の子の赤ちゃん返りに悩まされていた私。「なるべく上の子を優先してあげるといいよ」との友人からのアドバイスもあり、できるだけ上の子と過ごす時間を多くとるように心がけました。
しかし、下の子が生まれて2人同時に泣き出したときは、まさにお手上げの状態です。赤ちゃんの泣き声を打ち消すがごとく大声で泣き叫ぶ4歳…。バウンサーがあったので、赤ちゃんに少し待っていてもらい、上の子と関わることができました。
ちょっとした外出や寝かしつけに便利! 「抱っこ紐」
1人目の出産後は、赤ちゃんと一緒に家でのんびりと過ごしていました。しかし、2人目となるとそうはいきません。なぜなら、上の子の幼稚園の送り迎えがあったからです。
首の座っていない赤ちゃんでも、容赦なく連れて行かないといけない現実…。
そんな状況に悩んで購入したのが、エルゴベビーの抱っこ紐エンブレースです。ゴツゴツしたエルゴベビーの抱っこ紐とは対照的に、柔らかくて肌になじむ素材が印象的。購入の決め手はなんといっても、新生児からも使えること。結論から言うと、この抱っこ紐は買って大正解でした。
送り迎えのときはもちろん、どうしても泣き止まないときは抱っこして寝かしつけることもできました。
ズボラ主婦の強い味方!「レンチン鍋」
私は、自他ともに認めるズボラ主婦です。ズボラ主婦にとって、ワンオペで2児を見ながら家事をこなすのは想像をはるかに超えた大変さがありました。
そんな私の救世主となってくれたのが、レンジで簡単に調理ができるレンチン鍋です。レンチン鍋の大きな魅力は、調理をしながらその場を離れられること。料理をしているときに赤ちゃんや上の子がグズッたら、サッと駆けつけることができました。
「あと1品おかずがあったらいいなぁ」というときに、温野菜のサラダを作ったこともありました。私が使っているレンチン鍋は見た目もオシャレでそのまま食卓に並べることもできます。折りたたんでしまえるので、場所をとらないところも気に入っています。
覚悟を持って挑んだワンオペ2人育児は、想像以上に過酷なものでした。産後の疲れを癒す間もなくスタートするワンオペ育児を乗り切るコツは、便利グッズを使いまくることだと実感しています。2021年11月現在も続いているワンオペ2人育児を、どうにか乗り切ることができているのは、便利グッズのおかげです。圧力鍋やレンチン鍋は、毎日の料理はもちろんのこと、赤ちゃんの離乳食作りにも役立っています。
[伊藤サクラ*プロフィール]
10年以上教職を続けてきましたが、育児との両立に悩み退職。ワンパク盛りの4歳と癒したっぷりの0歳、2人の男の子を育てるママです。現在は子育てをしながら在宅でフリーのライターとして活動しています。家事と育児、仕事に悩みはつきませんが、「我慢しないで吐き出す」ことをモットーに、毎日奮闘中。
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。