潮風感じ夏満喫 知的障害者らが海に親しむ会
相模湾を見渡す三浦市の荒井浜海水浴場で8月2日、知的障害者らを招いた恒例の「皆で海に親しむ会」が開かれた=写真。三浦市社会福祉協議会の主催で、学習支援事業を利用する児童らを含む23人が参加。参加者らは海水浴やバーベキューなど、豊かな三浦の自然を満喫しながら夏のひと時を過ごした。
この日は社協職員やボランティアがサポート。海で泳いだり、カニを捕まえたり、波打ち際では参加者らの笑顔が光った。NPO法人小網代パール海育隊の協力によるボートの遊覧や食事には特産の三浦産のスイカも用意され、40歳の息子と参加した60代女性は「海水浴など普段はできないことが親子で出来るので毎年楽しみにしている。食事も皆で食べると美味しい」と満足気。市社協の齋田聖子さんは「色々な人の協力があって実現できているイベント。参加者皆さんに楽しんでもらえたようで良かった」と話した。