【忍野八海】静岡市内から1時間半!海外から注目される日本の原風景/山梨県・忍野村
8月14日放送「静岡発そこ知り」のテーマは『日帰りで遊ぶ!非日常を味わえる没入スポット』。
夏休みも残り半月、連日の猛暑を忘れられるひんやりスポットやリゾート気分が味わえる楽園など、静岡から日帰りで遊びに行ける「非日常スポット」をご紹介します。
向かったのは静岡市内から高速道路を乗り継いで、およそ1時間半で行ける、山梨県・忍野村の忍野八海(おしのはっかい)。
海外からも大注目!忍野八海
かつては富士山へ登る前に身体を清める霊場だった8つの池を総称して、忍野八海と呼ばれています。世界文化遺産「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部としても認定されているんです。
富士山の伏流水を水源とした豊かな湧き水で知られ、富士山を背景に古民家が並ぶ情景は外国人からも人気の忍野八海。外国人が訪れたい日本の観光地で1位を獲得するほど、いま注目のスポットなんです。 しかし、そんな忍野八海に衝撃の事実が! ガイドブックなどでもよく見るこの風景(写真下)があまりにも印象的すぎて誤解している人も多いのですが、実はこの池は人工的に作られたもので、忍野八海のひとつではないんです。
本物の忍野八海を求め、敷地内を探索すると、忍野八海のひとつをゆったりと鑑賞できる「榛の木林(はんのきばやし)資料館」がありました。
中には徳川の時代から残る、忍野地区最古の茅葺民家も。
その先にあるのは、忍野八海の一つ「底抜池」。この地に落として行方不明だった洗濯物が、二番霊場のお盆池から出てきたという言い伝えから底抜池と呼ばれています。
資料館の中は外国人観光客の方は少なめなので、混み合うことなくゆっくり見学できオススメですよ。
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■榛の木林資料館
TEL:0555-84-2587
営業時間:9:00〜17:00
休み:不定休