上方修正したクロスプラスの中間決算は売上高が296億円
クロスプラスは９月13日、2025年１月期の中間決算（２〜７月）を発表した。売上高は296億1600万円（前年同期比7.5％増）、営業利益は８億9300万円（同14.2％減）、親会社株主に帰属する中間純利益は７億5400万円（同39.9％減）だった。
売上構成比で79％を占める卸売事業は、専門店向けの機能性素材を用いたカットソーやボトムの販売が好調で、売上高は前年同期比6.3％増となる235億2300万円だった。一方、販売枚数が増加したことにともなって物流費が増加し、さらに小売事業でも販売手数料や広告宣伝費が増加したことで、販管費が74億900万円と前年同期から9.5％増加した。こうしたことから、売上高は前年から7.5％増だったが、最終利益は39.9％減となった。
クロスプラスの通期での連結業績予想は、売上高は620億円（前年比3.0％増）、営業利益は12億円（同33.2％減）、親会社株主に帰属する当期純利益は11億円（同46.7％減）を見込む。