中川大志、風間俊介ら出演の地球ゴージャス『儚き光のラプソディ』 WOWOWにて10月に放送・配信
2024年4月に上演された、岸谷五朗・寺脇康文が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」結成三十周年記念公演『儚き光のラプソディ』が10月にWOWOWにて、放送・配信されることが決定した。
岸谷五朗と寺脇康文以外はメンバーを固定せず、“プロデュース公演”というスタイルをとる演劇ユニット・地球ゴージャスが、豪華ゲストを迎えて上演した結成三十周年記念公演をおくる。
物語の舞台は、謎の白い部屋。“逃げたい”という強い感情を持った者たちが、時空を超え、さまざまな場所からその部屋を訪れるのだが……。ステージ上では、岸谷・寺脇と、多彩なゲストがみごとに融合。過去と現代でさまざまな人たちの間に立つキーマン役を演じる中川大志、舞台上に作られた装置でレースシーンも演じてみせるジョッキー役の風間俊介、そして子役デビューから大きく羽ばたき、歌に踊りにショーマンシップを発揮する鈴木福。さらに俳優・歌手として活躍する三浦涼介、2.5次元舞台を中心に活動する佐奈宏紀、ミュージカル界を牽引する保坂知寿らが、文字通りゴージャスなステージを繰り広げる。
6年ぶりとなった今回の新作舞台でも、華やかなエンターテインメント作品であると同時に、現代社会が抱える矛盾と正面から向き合っていく地球ゴージャス。三十周年記念作品にふさわしい、はかなくも力強い“希望”の光が奏でる物語を楽しもう。
【ストーリー】
「ここはどこだ」。ひとり、またひとりと謎の白い部屋に集まる人たち。共通することはただ一つ。それぞれの“逃げたい”という強い感情があふれそうになった瞬間に、目の前に“扉”が現われ、その扉の先にこの部屋があったことだ。「ここはどこだ」。集まったのは7人の男女。孤児院で育ったという青年、謎のジョッキー、軍服を身にまとった男性、ホテルの支配人、ひまわり畑から来たという2人の男性、そして老婆……。生きていた場所も時代もさまざま。部屋の中で繰り広げられる会話により、互いの関係が微妙に、それでいて確実に変化する。なぜこの人と、なぜこの部屋で、なぜこの時に、私たちは出会ったのか……。