冬の投げ釣りでアナゴ9匹をキャッチ!【愛知・大野海岸】2本竿で挑戦
12月7日、再び愛知県常滑市の大野海岸周辺へ夜釣りに出かけた。前回は釣れたが、たまたまということもある。2週間空けて安定しているか確認してみた。
大野海岸でアナゴ釣り
大野海岸周辺は北西風が吹くと海が荒れる。現地には午後6時ごろに到着。
前回より風は強くなかったが波が高く、周辺に釣り人はいない。この荒れ具合を見れば釣りをする気力は失せてしまうだろう。しかし、底荒れしていなければアナゴは釣れる。明暗を分けるのは海底の状態だ。
いつもは海岸線から2段目にサオ立てをセットしているが、波しぶきがくるので5段目。ここでも風に舞い上げられた波しぶきがくるが、水温は高いようで生ぬるい。
1投目は広く探るためにできるだけ遠投し、ゆっくり海底をトレースする。海藻類はないし異物もない。底荒れはしていないと判断し、エサを付けて2本サオを出した。オモリは前回と同じ20号。
底荒れはなく本命アナゴ登場!
風で穂先のアタリが分からないので、10分様子を見て仕掛けを回収することにした。
すると、最初の回収でいきなり1匹目をキャッチ。表層が荒れていても底にはアナゴがいる。前回と同じ状況だ。
この1匹を皮切りに2匹目3匹目と続くかと思ったが、押し寄せる波に巻き込まれてバレるケースもあり簡単ではない。魚を回収する際、波が引いているタイミングで一気に引き抜くとうまくかわすことができた。
魚信多くツ抜けも期待
バラシもあるが、よくアタリがあり冬のターゲットとして面白い。午後10時にエサがなくなったので納竿した。釣果はマアナゴ9匹。ツ抜けもできたと考えるとバラしたことが悔やまれた。
冬は北西の風で釣りにくくなるが、アナゴは底の状態が重要なので、波が高いと諦めず、安全を確保した上でやってみると釣れるかもしれない。
アナゴは安定していることが分かったので、冬のターゲットの1つとしてこれからも狙いたい。併せてアナゴ料理のバリエーションも増やしたい。
<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年1月3日号に掲載された記事を再編集したものになります。