事業・要望内容等を報告 御殿場線協議会が総会
御殿場線利活用推進協議会の「令和7年度総会」が5月15日、山北町立生涯学習センターで開催された。
同会は神奈川(小田原市、大井町、松田町、山北町)、静岡両県の10市町で構成される団体。御殿場線の輸送力の増強を図り、地域住民の利便と地域の活性化を推進するために1964年に設立されている。
総会では、会のホームページ「ごてんばせんネット」やSNSを活用したPR、90周年のロゴや啓発グッズの作成、自動精算機導入駅の拡大や東山北駅ホーム屋根延長の要望など、2024年度の事業報告と決算を報告。その後、25年度の事業計画案と予算案が発表された。
協議会会長の勝又正美御殿場市長は「地方への移住・定住はもとより関係人口の創出といった新たな人の流れが生み出される中、協議会の役割もますます大きくなっていく。粘り強く要望活動をしていきたい」と挨拶していた。