『君の名前で僕を呼んで』原作者のバイセクシャル・ロマンス新ドラマにジェレミー・アレン・ホワイトが主演・製作
人気ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」(2022-)の主演で大ブレイクしたジェレミー・アレン・ホワイトが、『君の名前で僕を呼んで』(2017)の原作者アンドレ・アシマンによる小説『Enigma Variations(原題)』をドラマ化するシリーズでバイセクシャルの主人公を演じ、製作総指揮を務めることがわかった。米によると、本企画はで開発中だ。
原作小説では、バイセクシャルのポールという男性の恋愛と人生が描かれる。少年時代に南イタリアで家具職人に恋をしたり、何年にもわたって何度も出会うことになる若い女性に揺るぎない情熱を抱いたり、場所がセントラルパークのテニスコートであろうと早春のニューヨークの歩道であろうと、彼の恋は青年期から大人になっても変わらず、情熱的で欲望に満ちている。ポールの執着はつかみどころがない上に儚く、常に生々しい欲望に裏打ちされ、彼は常に希望や恐れ、後悔と向き合いながら愛の夢を追い続ける……。
ホワイトはポール役で主演し、「ブラックリスト」「ホイール・オブ・タイム」のアマンダ・ケイト・シューマンがショーランナー・脚本を担う。『生きる LIVING』(2022)でメガホンをとったオリヴァー・ハーマナスが監督を務める。
製作総指揮に名を連ねるのは、ホワイト、シューマン、ハーマナスのほか、『プロメテウス』(2012)のマイケル・エレンバーグ、「ロック&キー」のリンジー・スプリンガー。
アシマンによる小説の映像化は、が主演し、4部門にノミネートされた映画『君の名前で僕を呼んで』に続いて2作目となる。
ホワイトは、ファミリードラマ「シェイムレス 俺たちに恥はない」(2011-2020)で10シーズンにわたり、リップ・ギャラガー役を演じて注目された俳優。「一流シェフのファミリーレストラン」の演技でエミー賞を2回、ゴールデングローブ賞を3回受賞している。
今後の活躍が楽しみな実力派俳優のホワイトは、複雑な役をどのような演技で体現するのか。製作スケジュールは伝えられていない。
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