紫外線を浴びた日に摂りたい!食べて内側からケアする“美容の一杯”
発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。日焼け止めも日傘も気をつけていたけれど、今日はちょっと陽ざしが強かった……。そんな日は、肌と身体を内側からいたわるようなごはんを選びたくなります。さっと作れて、心と身体がすっと落ち着くのがベストです。最後におすすめみそ汁レシピもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
1.肌がちょっと疲れたときに、やさしく支えてくれる栄養素
紫外線をたくさん浴びた日、なんとなく肌がほてったり、乾燥しやすくなったりすることがあります。
そんなときは、身体の中からそっと支えてくれる栄養素を、食事に加えてみましょう。
たとえば、マッシュルームに含まれる「エルゴチオネイン」は熱に強い抗酸化成分。
みょうがに含まれるポリフェノール類も、やさしく紫外線ダメージと向き合ってくれる存在です。
参考資料:きのこに含まれるエルゴチオネインの 比較定量分析
2.青魚の脂質で、肌のうるおい力を支える
サバに含まれるDHAやEPAは、肌の乾燥や炎症を防ぐことが期待される脂肪酸です。
これらの栄養素は、肌のバリア機能に関わっているとも言われています。
サバ缶の水煮なら、そのまま味噌汁にも使えるのが便利。
少し肌がゆらぎそうな日や、強い日差しを浴びたあとなど、そっと加えておくだけで気持ちも落ち着きます。
3.紫外線対策は外からと内から、どちらもゆるく続けていけたら
日焼け止めや日傘、羽織ものでの紫外線対策も、もちろん大切な習慣。
しかし、どうしても浴びてしまう日もありますね。
そんなときは、「浴びたあとに何を食べるか」「どう過ごすか」に意識を向けてみてもよいのかもしれません。
食べものからのケアも、積み重ねれば肌と身体にやさしく届いていきます。
紫外線を浴びた日に、こんな一杯があるとうれしい。
今回はサバ缶とマッシュルームを使った肌を守るみそ汁レシピです。
ぜひお試しください!
サバとマッシュルームのみそ汁
材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
サバの水煮缶……1缶(汁込み150g)
ブラウンマッシュルーム……3つ
みょうが……2本
青ねぎ(小口切り)……お好みで
七味唐辛子……お好みで
作り方
1 鍋にだし汁とサバを缶汁ごと加えて崩し、中火にかける。
2 沸騰したら弱火にして、食べやすくスライスしたブラウンマッシュルームを入れる。
3 全体が温まったら火を止めてみそを溶きいれる。
4 器に盛って刻んだみょうが、青ネギ、七味唐辛子をお好みでかけたら完成。
坂下莉咲/発酵食品マイスター/スキンケア指導士