【京都居酒屋】今はなき伝説名店の影!店名『伏見』に裏打ちされた老舗居酒屋の安定感☆
おおきに~豆はなどす☆今回は山科区、山科駅を南に下がった場所にある地元で有名な老舗居酒屋。さらに店名の謎を紐解くと、驚愕の事実が。
山科に立地するのに店名『伏見』の謎☆伝説の名店を彷彿
山科区竹鼻、山科駅から外環状線と平行する東側通り南に下がった場所に佇む居酒屋『伏見』。地元では老舗の域で、後で聞くと創業50年くらいは営業するお店。元々この周辺を拠点に数店お店があったそうですが、40年ほど前からこの場所で営業されてるとのこと。
昔からあるお店という認識で、私もこれまで何度か訪れたことのある居酒屋。庶民的メニューを良心的な価格で提供する、いかにも居酒屋然とした風情のお店という認識。久々にやってきました。
店内は手前にカウンター席があり、今までカウンターしか利用したことがありませんでしたが、奥にあった座敷席が現在はボックス席に改装され、グループや家族連れでも利用しやすくなっています。確か、2階には宴会スペースがあった記憶。意外と大箱です。この日はグループ客、恐らく地元の常連客でにぎわっていました。
それにしても、山科に立地するのに店名『伏見』という、誰もが抱く違和感。ご主人に聞くと、そこには驚愕の事実が。
もうかれこれ閉店してから9年経ちましたが、かつて東山三条にあった、名物女将のいた伝説の老舗居酒屋『伏見』の親戚筋のお店がこちら。閉店時には大行列をつくり地元新聞にも記事が掲載され、惜しまれながら閉店。
画像は最後にお店にうかがった時に撮影した様子。
詳細記事 → https://kyotopi.jp/articles/lS9bZ
そんな伝説の居酒屋の系統ということで、メニューもそのテイストあり。この日のオススメから季節のオススメ、魚もあれば肉もあり。さらにおばんざい的メニューやお寿司、定食、デザートまで。かなり臨機応変メニュー。
さらにドリンクメニューも。
まずはそれぞれ好きなタイプのビールでカンパーイ!
後で聞くと、瓶ビールはサッポロ黒と赤星両方あったようで、赤星にすればよかったなぁと。次回は赤星で(笑)それにしても、最近は大ジョッキビールを提供する居酒屋自体少なくなってるので、呑兵衛大歓喜とも言えます(爆)
突き出し。思わず歓喜してしまう、恐らく自家製と思われる玉子豆腐。オクラと梅肉トッピング。けっこう玉子感しっかりあり、これからの時期にピッタリ。
で、ここから目ぼしいメニューを片っ端から注文。
まずは季節らしい冷し焼きなす。こういう夏メニューにほっこり。
シマアジのあぶりたたき。炙ってあるため、脂のノリをより感じられ、新玉ねぎやミョウガ、もみじおろし、青ネギ、生姜とともに、ポン酢醤油味でさっぱりと。
万願寺唐辛子の焼いたん。もしかしてお店で削ってるのかも、の花がつおがたっぷり。これも夏らしい味覚。
イカの一夜干し。イカの旨味が凝縮され、一味マヨで食べるビールによく合う一品。
まぐろメニュー豊富な中、人気のあるまぐろカツ。一見ビフカツ風ですが、食べるとまぐろらしい身の柔らかさと赤身の重厚な旨味。それでいて、魚なのでお腹にも優しいカツをポン酢おろしで。
さらに大ジョッキ、チューハイレモン追加。
牛肉メニュー一番人気の和牛炙り。POPどおり柔らかく炙って自家製ソースで仕上げた、これまたお酒の進む美味しさ。
こういうメニューに、ついほっこりする歳になりました(笑)
小芋山椒揚げ。予め炊いて下味の付いた小芋を唐揚げにし、粉山椒をかけたもの。表面カリカリ、中はねっとり熱々。そして京都人皆大好きなピリリと痺れる山椒。パセリもしっかりいただきましたよ~(笑)
そして、名物鯖寿司で〆。名物女将の鯖寿司とはテイスト違うものの、いいとろけ加減の鯖寿司でした。
今回いろいろ食べて一人5000円以下の会計で大満足。居酒屋らしい丁寧な仕事ぶりと安定の美味しさ。そしてお酒も充実の老舗。こういうタイプのお店も、今となっては貴重です。駅からもわりと徒歩圏内でススメです!ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
名称:伏見
場所:京都市山科区竹鼻堂ノ前町8
電話:075‐591‐7882
営業時間:17:00~23:00
定休日:月曜日