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南町で親子の居場所づくり 地域拠点譲り受け始動

タウンニュース

オープンに向け、イベントの準備をする五十嵐さん(中央)とメンバーと子どもたち

小田原市南町に子育て世代や地域の人が集う居場所「カフェわってらか」(五十嵐敦子代表)が10月にオープンする。今年3月まで十字町商店会が運営し、旧十字町地区に居住した著名人などの資料を展示する歴史資料館「十字町ヒストリア」があった場所だ。

「わってらか」はコロナ禍で移住者が増えていた中、「地域の人と知り合いたい」「親子の居場所が少ない」という子育て世帯の思いから2021年に生まれた団体。母親ら5人が中心となり、ゲストハウスや寺、教会などの協力で親子の遊び場、ワークショップを実施してきた。

代表の五十嵐さんも移住者のひとり。都内でまちづくりをサポートしてきた経験もあり、「話したい時にいつでも来られる、地域と親子がつながる拠点をつくりたい」と計画。空き家は市内に多くあるものの、条件が合わず場所探しに難航していた。十字町商店会とも交流を深めていく中で、「十字町ヒストリア」が閉鎖することを知った。「これまで地域に親しまれてきた場所。ここに居場所をつくれたら」とオーナーや商店会と話し合を進め、5月から賃貸借契約を結んだ。

現在、オープンに向け準備は真っ只中。「できるかぎり自分たちの手で」と内装はDIYで進め、遊び場や雑貨販売、カフェ、情報コーナーの設置も予定している。五十嵐さんは「譲り受けた場。子どもと大人の関わりを育んでいきたい」と話している。進捗はインスタグラム「わってらか」などで発信する。

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