【リアル給与明細】46歳、事務職。老後が心配なので副業をしたい。でも時間がありません【FPが解説】
読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【46歳 事務職】
【リアル給与明細】46歳、事務職の場合
プロフィール
46歳、男性
製造業の事務職
▼現状
仕事内容は、プロジェクトのとりまとめ、スケジュールや予算の管理など。
労働時間は月160時間、残業は30時間程度。
ボーナスは200万円程度。
【相談内容】老後資産を増やしたいのですが、子どもの教育費や遊び代にお金がかかり貯まりません。副業で貯蓄を増やしたくても時間がなく困っています。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い？低い？
質問者さんは、貯金ができずにお悩みなのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約1,010万円になります。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の企画事務職の平均年収は約721万円です。
*……参考https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001213360&tclass2=000001215880&tclass3=000001215884&stat_infid=000040163745&cycle_facet=tclass1&tclass4val=0
このことから、質問者さんのお給料は、平均よりも高めの水準と言えそうです。
時間がなくても大丈夫！副業で効率よく稼ぐための3つのポイント
質問者さんは、副業をする時間がないとお悩みなのですね。
本業で忙しい方が副業を始める場合は、時間がない中でいかに工夫できるかがカギとなります。
スキマ時間でできる副業を選ぶ
副業にかけられる時間が限られている場合、短時間で完結できる副業を選ぶと効果的です。
例えば、スマホでできるアンケート回答やポイントサイト利用であれば、通勤時間を活かして進められます。
データ入力や簡単なライティングなど、短い時間で完結する仕事もありますよ。
使える時間を増やす工夫をする
副業に使える時間を増やす工夫もしてみましょう。
朝の早起きを習慣化して1時間だけでも副業に充てたり、家事の効率化で浮いた時間を使ったりするのも一案です。
生活の中で「使える時間」を少しずつ増やすことで、無理なく副業できるようになりますよ。
スキルを活かして効率的に稼ぐ
本業で培ったスキルを活用することで、短時間でも効率よく収入を得られます。
例えば、事務の経験を活かして、クラウドソーシングサイトで資料作成やリサーチ業務の案件を受けてみてはいかがでしょうか。
高単価の案件を選ぶことで、短い時間でもしっかりと収入を得られます。
業務に関する知識や経験があれば作業時間が少なく済むことが多いため、スキルを活かせる副業を検討してみてください。
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均よりも高い水準です。
・副業にあてる時間がないのであれば「スキマ時間でできる副業を選ぶ」「使える時間を増やす工夫をする」「スキルを活かして効率的に稼ぐ」が効果的です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。