【血糖値やコレステロール値の改善に】「納豆」に混ぜると老化対策に役立つ“健康食材”とは?
納豆を食べるときに欠かせないのが調味料ですね。タレやしょうゆで食べるのもおいしいですが、アレンジした納豆はより体が喜ぶ食べ方になるんだそう。今回は、管理栄養士の関口絢子さんに「サバ納豆」の作り方を教えていただきます。
教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
納豆はサバ缶と相性が抜群
今回は、老化対策に役に立つサバ缶と納豆を使ったレシピをご紹介します。年齢を重ねると、血糖値やコレステロール値、更年期症状など、体の悩みが増えてくる方も多いのでは? 特に50歳以上の方は、サバ缶と納豆を一緒に食べることで、アンチエイジング効果が期待できます。
サバ缶と納豆は相性が抜群によい!
サバ缶と納豆は、相性が抜群によい組み合わせです。サバ缶や納豆に含まれる栄養は、以下の通りです。
・サバ缶:たんぱく質、DHA、EPAなどオメガ3脂肪酸が豊富。骨の健康に欠かせないビタミンD、代謝を促すビタミンB群、若返りのビタミンE、ナイアシンなどが多く含まれる。
・納豆:納豆に含まれるポリアミンという成分は、生命の維持や新陳代謝に必要な機能(アンチエイジング効果)があり、発毛促進や関節炎の改善などにも期待できる。
サバ缶と納豆を食べ合わせることで、血糖値やコレステロール値の改善、骨粗しょう症や認知症予防、中性脂肪や動脈硬化、更年期症状など、さまざまな加齢によるお悩みを緩和するのに役立ちます。
「サバ納豆」の作り方
納豆とサバ缶を合わせると食べやすくなるので、サバ缶が苦手な方にもおすすめの一品です。サバ納豆だけを食べると、ビタミンCやβ-カロテンが不足するので、プチトマトや加熱したブロッコリーを添えていただくと、栄養バランスが満点になります。
材料
・納豆……1パック
・サバ缶(水煮)……1缶
サバ缶は、しょうゆ煮やみそ煮、水煮など、いろいろな味つけがあります。中でも水煮は栄養価が高く、煮汁にもサバの栄養が溶け出しているので、今回は煮汁も使っていきます。
作り方
1.大きめの器に、サバ缶の中身を全て移します。箸でサバの身を細かくほぐします。
2.納豆に味をつけます。味つけは添付されているタレや麺つゆ、しょうゆなど、お好みの調味料をお使いください。納豆を軽く混ぜます。
3.サバ缶が入っている器に納豆を入れて、混ぜ合わせてできあがりです。
薬味に刻んだねぎや刻んだ玉ねぎを入れてもおいしくしあがります。
今回は、「サバ納豆」をご紹介しました。混ぜ合わせるだけで簡単に作れるので、ご飯に合わせてひとりの昼食にもおすすめです。溶いた卵に少量のサバ納豆を入れて、卵焼きとして食べるのもおすすめです。野菜を添えたり、どんぶりにしたりと、お好みの食べ方で楽しんでみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
ayako/ライター