切り方ひとつでボリュームに差が出る!薄い「オニオンスライス」にする“意外なテクニック”
YouTubeでさまざまな料理の技を紹介する動画が大人気の岩野上幸生さんによる、プロのテクニックを使ったレシピシリーズ。今回ご紹介するのは、「オニオンスライスの切り方」です。玉ねぎって意外と切るのが難しかったりしますが、こうせいさん考案の切り方を見たらとても参考になって今までとは全く違ったオニオンスライスを味わうことができそうです。さっそく作り方をみていきましょう。
教えてくれたのは……岩野上 幸生(いわのうえ こうせい)さん
料理人歴21年、15年間飲食店経営をしながら企業コンサルティングや料理の技術指導などを行っています。YouTube(飲食店独立学校 /こうせい校長)で、ちょっとした工夫で役立つ料理方法など発信中。著書『プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ』(KADOKAWA)。
オニオンスライスの切り方
玉ねぎを薄く切るのって意外と難しいですよね。厚く切るとスライスではなくなってしまうし、食感も変わってきます。ちょっとしたポイントで薄くスライスする切り方を教えていただきましょう!
1. 玉ねぎの皮をむく
小さい包丁を使って皮をむき、頭の部分は皮の境目ギリギリを切り落とします。
2. 薄切りにする
半分に切ります。
玉ねぎの端をそのまままっすぐ切ると、薄切りにすることができません。ですので、あらかじめ端の方にいくつかの切り込みを入れておくと薄切りにすることができます。
<薄切りするときのポイント>
包丁はまっすぐ下に落としても、繊維が押しつぶされて千切れているイメージになりますので、包丁の刃渡り全体を使って切って行きます。刃元から切り始めて切っ先で切り終わるか、切っ先から切り始めて刃元で切り終わるイメージで切りましょう。
最後の方になると、細くなって安定しにくくなりますので、面が大きい方を下にして安定させながら切っていきます。
3. 水にさらしてザルで水をきる
水にさらすと辛みが抑えられるので水にさらし、ザルで水気を切ります。
左が普通に切った処理しない玉ねぎスライスで、右が今回紹介した処理した玉ねぎスライスです。
処理をすると薄切りになるので、盛り付けたときに高さも出てふっくらとした仕上がりになります。処理をしないと玉ねぎが厚く、高さもありません。気になった方はぜひお試しくださいね。
詳しくはこちらの動画で!
kurihaku/ライター