清水エスパルスの秋葉忠宏監督が藤枝MYFC戦後に感極まった理由「このエンブレムを長く背負ってきた選手なら…年取ると涙もろくなりますね」
清水エスパルスの秋葉忠宏監督は9月22日に行われた藤枝MYFC戦後の記者会見で、けがから復帰した西澤健太選手について聞かれると感極まって涙を流しました。
「タスクをこなしながら強みを見せてくれた。健太とサポーターの思いがボールに乗り移ってゴールに吸い込まれた」と声を詰まらせながら、日頃の練習に向かう姿勢をたたえました。
＜秋葉監督の回答全文＞
「僕なんかよりも長くクラブを見て育ってきた、（宮本）航汰、（北川）航也もそうですが、そういう選手が絶対にやってくれると思っていた。いろいろなタスクがあって、かなりインテリジェンスを要する中で、健太が全うしてくれた役割はとんでもないこと。それをやりながらも点を取る、アシストをする。本来彼が持っている強みを見せられるという…普通ではできませんから。素晴らしいなって。
涙もろくなりますね。年を取ると。健太の思い、サポーター、ファミリーの思いが彼に乗り移って、ああいうプレーをしたと思いますし、ボールに乗り移ってゴールに吸い込まれたと思う。ぜひこれを続けてもらって、また我々らしくハイレベルで正しい競争力を持ってあと6試合戦いたい。
このエンブレムを背負ってきた選手がほかにもいますから、どんどんたくましく成長してこのクラブを引っ張っていく、象徴する選手になってほしいなと思います」
