サングリアの作り方を元居酒屋店長が伝授!おすすめの組み合わせも必見
元居酒屋店長おすすめ♪ サングリアにおすすめのフルーツ&ハーブ一覧
ワインの種類 / おすすめのフルーツ / おすすめのハーブ
赤ワイン / オレンジ、いちご、ラズベリー、ブルーベリー、りんご / シナモンスティック、スターアニス
白ワイン / レモン、ライム、キウイフルーツ、マスカット、パイナップル、グレープフルーツ / ミント
ロゼワイン / いちご、桃、パイナップル、グレープフルーツ / ミント
スパークリングワイン / りんご、桃、レモン / ローズマリー
シナモン香る♪ 赤ワインを使うサングリアの作り方
赤ワインを使うサングリアの作り方をご紹介します。フレッシュなフルーツを入れると、飲みやすい味わいになりますよ。スパイスとの相性も抜群で、豊かな香りを楽しめます。赤ワインの渋みが苦手……という人は試してみてくださいね。
材料(2人分)
・赤ワイン……400cc
・オレンジ……1/2個
・冷凍ミックスベリー……40g
・シナモンスティック……2本
・砂糖……大さじ1杯
作り方
1. オレンジはよく洗い、5mm幅くらいの半月切りにする
2. ピッチャーにオレンジと冷凍ミックスベリー、シナモンスティック、砂糖を入れる
3. 赤ワインをそそいで、軽く混ぜたら完成
コツ・ポイント
渋みの少ない甘めの赤ワインを使う
砂糖ははちみつやシロップに変えてもOK
砂糖の量はお好みで調整可能
サングリアを飲みながらオレンジを食べたいときは、皮をむいてくし切りにして使うとよい
ミントですっきり!白ワインを使うサングリアの作り方
白ワインを使うサングリアのレシピ。基本的な作り方は赤ワインベースと同じです。赤ワインに比べて白ワインはあっさりとした味わいが特徴的なので、さっぱり系のフルーツやハーブを合わせるのがよいです。さわやかな飲み口がクセになりますよ。白ワインは辛口ではなく、フルーティーな甘口や中辛口を使うのがおすすめです。
材料(2人分)
・白ワイン……400cc
・キウイフルーツ……1個
・レモン……1/2個
・カットパイン……100g
・りんご……1/8個
・ミント……適量
・砂糖……大さじ1杯
作り方
1. キウイフルーツとレモンは5mm幅くらいの半月切りに、りんごは角切りにする
2. ピッチャーにキウイフルーツ、レモン、りんご、カットパイン、ミント、砂糖を入れる
3. ピッチャーに白ワインをそそぎ、軽く混ぜて完成
コツ・ポイント
フルーティーな甘口や中辛口の白ワインを使う
さっぱり系のフルーツやハーブを合わせると良い
淡いピンクがキュート♪ ロゼワインを使うサングリアの作り方
ピンクの色合いがキュートな、ロゼワインを使うサングリアはいかがでしょうか。ロゼワインは甘いものから苦みのあるものまで、さまざまなフルーツと相性がよいです。
スイーツ感覚でいただきたいときは、甘口のロゼワインを使うのがおすすめ。辛口のロゼワインにさっぱりとしたフルーツを合わせると、キリリとした味わいにさわやかさがプラスされますよ。
材料(2人分)
・ロゼワイン……400cc
・グレープフルーツ……1/2個
・冷凍ミックスベリー……40g
・ミント……適量
・砂糖……大さじ1杯
作り方
1. グレープフルーツを5mm幅くらいの半月切りにする
2. ピッチャーにグレープフルーツと冷凍ミックスベリー、ミント、砂糖を入れる
3. ロゼワインをそそぎ、軽く混ぜたら完成
コツ・ポイント
スイーツ感覚で楽しみたいときは、甘口のロゼワインがおすすめ
さわやかさを楽しみたいときは、辛口のロゼワインが合う
辛口のロゼワインにはさっぱりとしたフルーツが好相性
華やか!スパークリングワインを使うサングリアの作り方
華やかでパーティーやイベントにおすすめの、スパークリングワインを使うサングリアのレシピをご紹介。炭酸の気泡にフルーツの色味が相まって、特別感のあるカクテルに仕上がりますよ。爽快感とフルーツのフレッシュさを堪能できます。作るときは炭酸が抜けないようにしましょう。軽く混ぜるか、混ぜなくてもOKですよ。
材料(2人分)
・スパークリングワイン……300cc
・りんご……1/4個
・レモン……1/2個
・ローズマリー……適量
作り方
1. りんごは角切りに、レモンは5mm幅くらいの半月切りにする
2. ピッチャーにりんごとレモン、ローズマリーを入れる
3. スパークリングワインをやさしくそそぎ、完成
コツ・ポイント
華やかなのでパーティーやイベントにおすすめ
炭酸が抜けないよう、軽く混ぜるか、混ぜなくてもOK
サングリアを自宅で作る際の注意点
サングリアを自宅で作る際「酒税法」について、注意しなければいけません。酒税法とはアルコール分1度以上のものを酒類とし、作ったお酒に税金をかけるという法律。酒類の製造には免許が必要です。
自宅でお酒に果実を漬ける場合、アルコール分が20度以上であれば問題ありません。アルコール分が20度未満のお酒に果実を漬け込むと、発酵が始まり新しいお酒ができてしまう可能性があります。
ワインはアルコール分が15度ほどのものが多いため、サングリアを作るときには注意が必要。「作り置きはせずに、飲み切れる量だけを作ること」「ワインと果実は飲む直前に混ぜわせ、漬け込まない」を守りましょう。
よくある質問
基本のサングリアレシピをノンアルコールにアレンジできますか?
できます。赤ワインをぶどうジュースに変えて、お好みのフルーツを入れればOK。ぶどうジュースとりんごジュースを半量ずつにしてもよいですね。もしくはノンアルコールサングリアのリキュールもあるので、使ってみてはいかがでしょうか。
フルーツの活用法はありますか?
そのまま食べてもおいしいですが、ジャムにするのはいかがでしょうか。フルーツと分量の15~20%の砂糖を鍋に入れて、そのまま弱火で煮込めば完成。煮詰める時間はお好みで調整しましょう。パンに塗ったりヨーグルトと混ぜたり活用できますよ。
温めても飲めますか?
赤ワインのサングリアは温めて飲めます。耐熱グラスに赤ワインとフルーツ、スパイスを入れて電子レンジ600Wで1~1分半加熱すればOKです。
お酒に弱いので飲みやすくアレンジできますか?
できます。ワインとオレンジジュースを1:1で割ると、飲みやすくておすすめ。ワイン1に対してオレンジジュースとりんごジュースを0.5ずつ入れるのもおいしいですよ。赤ワイン、白ワイン、ロゼワインの場合は、1:1で炭酸水を入れるとシュワッと爽快感がプラスされて飲みやすいでしょう。
さまざまなワインで作る、サングリアを楽しもう
赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインとそれぞれ味が違い、合うフルーツも違います。自宅で試してみて、自分好みのサングリアを見つけてみましょう。
フルーツの切り方はお好みで変えてOK。サングリアを飲みながらフルーツを食べたいときは、食べやすい大きさに切ってくださいね。フレッシュなフルーツとワインのマリアージュを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ライター:伊藤 千亜紀(フードアナリスト)