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55か国の民族性や時代性にあふれた愛らしい展示 日本玩具博物館 特別展「世界のままごと道具〜小さな世界のキッチン探訪」姫路市

Kiss

イタリア・ドロミテ地方 セヴィ社のままごとキッチン 1980年代

6月22日より、姫路市の『日本玩具博物館』で特別展「世界のままごと道具〜小さな世界のキッチン探訪」が開催されています。会期は10月20日まで。

「世界のままごと道具」のコーナーでは、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカの特徴あるままごと道具約300組を展示。世界各国のキッチンを探訪することができます。

明治末期の勝手道具

「日本のままごと道具」をテーマに、雛まつりに登場する小さな台所道具や茶道具を紹介するコーナーや、明治・大正・昭和・平成へつながっていく近代のままごと道具の変遷を追うコーナーも設けられています。

陶器のままごと道具 フランス・プロヴァンス 1980年代

民族性や時代性にあふれた愛らしいキッチンや小さな食卓の道具約500組が並ぶ楽しい展覧会となっています。

ブリキのティーセット エジプト 1990年代

担当者は「愛らしく小さな造形のなかに、その地の食文化や子ども観をそっと表現するままごと道具、世界55か国約500組の展示を通して、玩具が生活文化伝承の役割を担っていることについても思いを巡らせる機会としていただければと思います」とコメントしています。

<記者のひとこと>
「ままごと」を漢字で書くと「飯事」つまり、ままごとは本来「食べること」を意味しているそうです。多くの人が幼い頃に経験したことのあるするままごと遊び。小さく愛らしいままごと道具は誰もが魅了されるのではないでしょうか♪


開催期間
2024年6月22日(土)〜10月20日(日)

場所
日本玩具博物館6号館
(姫路市香寺町中仁野671-3)

時間
10:00~17:00

休館日
水曜日(祝日は開館)

入館料
大人 600円、高大生 400円、小人(4歳以上)200円

ワークショップは別途参加費が必要です

問い合わせ
日本玩具博物館
TEL 079-232-4388

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