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イーストウッド監督新作『陪審員2番』劇場公開されずU-NEXTで独占配信が決定

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巨匠クリント・イーストウッドの監督最新作であり、引退作とも囁かれる映画『陪審員2番(原題:Juror No. 2)』は、日本では劇場公開を見送り、2024年12月20日より動画配信サービスで独占提供されることがわかった。

主演は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)『ザ・メニュー』(2022)などのニコラス・ホルト。陪審員を務めることになった青年を描く法廷スリラー。

アメリカでは2024年11月1日より、ワーナー・ブラザース配給のもと、35館という限られた劇場でのみ公開。ワーナーはネガティブな報道を避けるために正式な興収成績を非公開としており、また本作を賞レースに提出する予定もないという。情報筋によれば、初週末の興収は26万〜27万ドルほど。

アメリカの他は、イギリスなど7ヶ国でしか上映されておらず、海外興収は合計で1,600万ほど。日本での劇場公開が実現しなかったのは、むしろ本国側の限定的な公開方針によるものと想像できる。本作はRotten Tomatoes上では批評家スコア93%、観客スコア92%(本記事時点)と極めて高評価ではあるが、興収インパクトには欠けると判断されたということだろう。

現在94歳のイーストウッドにとって、本作は監督引退作になるのではないかと言われている。イーストウッドの監督長編映画が日本で劇場公開されなかったのは、1973年の『愛のそよ風』以来51年ぶりのこと。前作は2021年の『クライ・マッチョ』で、日本での興収は1億9,000万円だった。

『陪審員2番』の主人公は、、ある殺人事件で陪審員の一人を務めることになった家族思いのジャスティン・ケンプ。ある雨の夜に車で運転中、鹿か何かを轢いてしまったと自覚する。後日、恋人を殺害した容疑で起訴された男の裁判で陪審員を務めることになったジャスティンは、裁判が進むにつれ、あの夜自分が轢いたのはその恋人だったのではないかと気付いていく。米予告編が公開されている。

From legendary filmmaker Clint Eastwood, comes Juror #2. Only in Theaters November 1. Get tickets now.

— Warner Bros. Pictures (@wbpictures)

『陪審員2番』は2024年12月20日よりU-NEXTで見放題独占配信。

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