逗子中 地元探究をプレゼン 新たな魅力発見
逗子中学校(関忠子校長)は2月28日、1年生の総合的な学習の時間で、「よりよい社会の実現のため、逗子で地域と関わっている人やもの、こと」について、地域の人にプレゼンする「探究Zushi」の発表会を行った。
生徒たちは昨年7月からチーム(3・4人)ごとに、テーマ決め、企画書づくり、取材先への電話連絡、取材、パワーポイントを使った資料作りと準備を進めてきた。当日は5教室に分かれ、各部屋で5〜6チームが発表を行った。
逗子市の観光についてのプレゼンでは、観光協会の役割、花火大会、ナイトウェーブ、市民まつりといったイベントを紹介。市民まつりでは、池子米軍住宅の住民などに向け英語版のチラシを作っていることなどを発表。最後には「みんなも積極的に観光に参加しよう」と呼びかけた。
発表を行った山崎絢菜さんは「チームはいろいろな意見を持つ人がいて、バランスをとってうまくまとめることが大変だった」と振り返った。
中久保柑奈さんは「取材インタビューの台本作りが一番大変だった。プレゼンも楽しくしようと、クイズを途中で盛り込むなどの工夫をこらした」と語った。
プレゼンを聞いた地域の人からは「新しい発見もあった」との声も聞かれた。