平塚市医師会 災害時 安心の医療を提供 久保田亘会長
明けましておめでとうございます。健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は1月に能登半島地震、9月に能登や神奈川県西部に豪雨災害があり、平塚市も大きな被害を受けました。日本各地で発生した地震、災害のために市民の防災意識とその対策の重要性がさらに高まった1年であったと思います。平塚市医師会では平塚市地域防災計画の改訂を受けて、災害時の平塚市夜間・休日診療所の役割と各医療機関、さらに臨時救護所と災害拠点病院等の連携確認を行います。市民に災害時でも安心できる医療を提供していきたいと考えております。
一方で、長時間労働の是正を図り、効率的な業務の遂行を求め、様々な職種で「働き方改革」が実施されました。そのため人材不足等で市民生活に大きな変化がもたらされましたが、需要が高まる救急医療や在宅医療に対しては今後も正確な情報を発信し、地域医療の充実に努めてまいります。また、昨年12月に保険証からマイナ保険証に切り替えられましたが、徐々に利用率も向上していますので、引き続きマイナ保険証での受診をおすすめいたします。
われわれは市民の目線に立ち、市民に安心した医療を提供してまいりますので、本年もよろしくお願いいたします。