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陣馬街道の老舗町中華『大春亭』が47年の歴史に幕…12/28までに味わいたい、あの懐かしの味

八王子ジャーニー

2025年12月28日をもって、47年の歴史に幕を下ろす『大春亭』。昭和から令和まで、地域の人々に愛され続けた町中華です。閉店までまだ時間があります。あの味に、お別れを言いに行きましょう。

陣馬街道沿いにある中華料理店『大春亭』。昭和から続く町中華として長く愛されてきましたが、2025年12月28日(日)をもって閉店となります。47年の歴史に幕を下ろすその日まで、懐かしの味に会いに、そして“ありがとう”を伝えに訪れてみてはいかがでしょうか。

昭和の香り漂うノスタルジックな空間

お店に入ると、まるで昭和にタイムスリップしたかのような雰囲気。カウンター上には、店主手書きのメニュー表がずらりと貼られています。少し色あせたメニューの文字に年月の積み重ねを感じます。

壁一面を埋め尽くすメニューとお知らせ。年月を感じる壁が、長年地元に愛されてきた証のように感じられます。

掲示されたお知らせには「2025年12月28日をもちまして閉店」との文字が。47年間の営業に幕を下ろすという知らせに、胸が熱くなります。地域の人々の思い出が詰まったお店です。

親しみやすい価格のメニュー

メニューを見ると、どれも親しみやすい価格で、まさに「庶民の味方」といえるラインナップです。ラーメン、定食、炒め物、一品料理まで幅広くそろい、常連客に長く愛されてきた理由が伝わります。

心に刻みたい味

『ラーメン(550円)』&『ぎょうざ(450円)』

ラーメンは醤油ベースの昔ながらの中華そばで、スープをひと口飲めば懐かしさが広がります。ナルト、チャーシュー、メンマ、わかめ、もやしと王道の具材。どこか安心する味わいです。

手作りの『ぎょうざ』はひとつひとつが大ぶりで、もちもちの皮に包まれた肉餡はジューシー。噛むと肉汁がじゅわっと広がり、これぞ町中華の王道という一皿です。

『タンメン(650円)』&『半チャーハン(550円)』

『タンメン』は、たっぷりの野菜がうれしい一杯。キャベツ、もやし、ニンジンなどがたっぷり入っており、シャキシャキの食感がしっかり残っています。スープはあっさりとした塩味で、飲むほどに優しさが広がる味わい。

『半チャーハン』はしっとり系で、どこか懐かしい家庭の味。たまごと細かく刻まれたかまぼこ、野菜の彩りがよく、シンプルながらも飽きのこないおいしさです。付け合わせには冷奴と中華スープ。特にスープは、タンメンの塩スープと交互に飲むと味のコントラストが楽しく、ちょっとした“味変”気分も味わえます。

日常の風景になっていた黄色い看板

外観の黄色い看板は、通りの風景に自然と溶け込み、長年にわたって地元の人々に親しまれてきました。その変わらぬ佇まいは、この街の“日常”を静かに支え続けてきた証。閉店までのわずかな時間、あの味をもう一度味わいに訪れてみてはいかがでしょうか。

閉店の日までまだ少し時間があります。47年間、地域に寄り添ってきた大春亭の懐かしい味を、心に刻みに行きましょう!

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