「高田城址公園観蓮会」の今年の入り込み数は11万3000人 過去5年で最多に
新潟県上越市の高田城址公園で2024年7月13日〜8月25日に開催された「第45回高田城址公園観蓮会」の入り込みについて、上越観光コンベンション協会は9月14日、11万3000人だったと発表した。昨年より2万8000人増加し、過去5年間で最多となった。
《画像:紅白の大輪が咲いた南堀(7月18日撮影)》
今年のハスの開花日は6月18日で、昨年より2日早く、会期は例年と比べ1週間長い44日間で開かれた。期間中、会場となった公園内、公園周辺では各種イベントも行われ、新規イベントも複数実施した。同協会は開催日が例年よりも長かったこと、新規イベント開催が来場者増加につながったとみている。
《画像:8月4日に開花した双頭蓮》
新規イベントのうち、同市では初めて屋根がない観光バスのオープントップバス「宙(そら)バス」を一般向けに運行。運行日の8月4日は天候にも恵まれ、バスから眼下に広がるハスを一目見ようと多くの市民らが行列を作った。このほか、7月31日には、南堀で「幸せを呼ぶ」とされる双頭蓮のつぼみが発見され、8月に入り数年ぶりに開花。会場を訪れた人達の撮影スポットにもなるなど、多くの人たちでにぎわっている様子もみられた。
過去の入り込みは2023年が8万5000人、22年が4万4000人、21年が5万7000人、20年が4万9000人だった。過去最多は16年の24万4000人。