Yahoo! JAPAN

ラクロスBOX男子日本代表が世界選手権出場、米ニューヨーク州で24日開幕、初戦はギリシャ

SPAIA

イメージ画像,Ⓒゲッティイメージズ

ラクロスは2028年ロサンゼルス五輪の追加競技

ラクロスBOX男子日本代表が9月20日から29日まで、アメリカ・ニューヨーク州ユーティカで開催される世界選手権(2024 World Lacrosse BOX Championship)に出場する。

同大会は4年に1度開催され、28チームが7つのプールに分かれてリーグ戦を行い、その後に決勝トーナメントが行われる。

ラクロスは、2026年(女子大会)と 2027年(男子大会)に日本で「World Lacrosse 世界選手権大会」が開催されることが決定しており、2028年ロサンゼルス五輪でも追加競技として120年ぶりに採択されたため、今後さらに注目度が高まっていきそうだ。

ラクロスBOX男子日本代表は、今回の世界選手権に初出場。既存の枠にとらわれない自由な発想を持ち、日本ラクロスを進化・深化させるインパクトをもたらすことを目指し、「OUT OF THE BOX」というスローガンを掲げ、世界の強豪チームに挑む。

BOXラクロスとは

ラクロスは両チーム10人、15分×4クォーター制で、サッカーとほぼ同じサイズのフィールドで競技が行われるが、BOXラクロスは室内コートで6対6で行われる。1930年代にカナダで始まり、近年は北米を中心に広まっている。

フィールドラクロスとの主な違いとして、コートの大きさや人数、ショットクロックがあり、ゲームの展開がよりスピーディーでエキサイティング。狭いスペースで小さなゴールを狙うため、繊細なクロスワークとコントロールが求められる。

BOXラクロスは「アグレッシブでスピード感のあるプレー」と「細かなクロス捌きやコントロール」が要求される、ダイナミックでありながら繊細なスポーツだ。

大会実施概要

■大会名:World Lacrosse BOX 世界選手権大会 2024
■期間:2024年9月20日~9月29日
■開催地:アメリカ・ニューヨーク州ユーティカ
■対戦方式:世界28チームが参加し、7つのプール内で競ったのちにプレイオフを経て順位を決定
PoolA:カナダ、ホーデノショーニー、アメリカ、イングランド
PoolB:イスラエル、香港、メキシコ、ベルギー
PoolC:フィンランド、スイス、日本、ギリシャ
PoolD:チェコ共和国、スコットランド、ジャマイカ、台湾
PoolE:オランダ、オーストリア、イタリア、アメリカ領ヴァージン諸島
PoolF:オーストラリア、スロヴァキア、プエルトリコ、ハンガリー
PoolG:ドイツ、アイルランド、ポーランド、中国

■日本代表の試合日程(9月17日現在)
【第1戦】vsギリシャ 9月21日午後1時45分(日本時間22日午前2時45分)
【第2戦】vsスイス 9月22日午前10時(日本時間22日午後11時)
【第3戦】vsフィンランド 9月23日午後2時30分(日本時間24日午前3時30分)
【第4戦】プレイイン(プレイオフ進出をかけた試合) 9月24日(日本時間25日)
【プレイオフ第一ラウンド】9月25日(日本時間26日)
【準々決勝】9月26日(日本時間27日)
【準決勝】9月27日(日本時間28日)
【3位決定戦】9月28日午後7時(日本時間29日午前8時)
【決勝戦】9月29日午後4時(日本時間30日午前5時)

【関連記事】
・ラクロスの歴史、日本代表はメダル狙える?2028年ロサンゼルス五輪で120年ぶり復活
・ラクロス世界選手権、2026年女子・2027年男子とも日本開催 2028年ロス五輪で追加競技
・クリケットの歴史、元プロ野球選手も参戦する日本代表の実力は?2028年ロス五輪で128年ぶり復活

記事:SPAIA編集部

【関連記事】

おすすめの記事