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【負債総額は3,163万円】土木工事などの株式会社M.A.Z(新潟県上越市)が破産開始決定、慢性的な赤字運営を改善できず

にいがた経済新聞

東京商工リサーチ新潟支店によると、土木工事などの株式会社M.A.Z(新潟県上越市、設立2013年7月3日、資本金300万円、間野治彦社長)は、10月22日、新潟地裁高田支部より破産開始決定を受けた。なお、破産管財人には田中淳哉弁護士(上越中央法律事務所、上越市)が選任された。負債総額は2023年6月期末時点で3,163万円が見込まれる。

M.A.Zは、2013年7月に土木工事などの請負を目的に設立された事業体。大手建設会社や地元建設会社の下請での受注展開で、ピーク時となる2021年6月期には5,273万円の売上高を計上していた。しかし、損益に関しては慢性的に赤字を計上していたもので、2017年6月期には債務超過に転じ、その後も赤字が続いたことで債務超過額は年々拡大していた。

また、2023年6月期には売上高も2,164万円に減少し、835万円の当期純損失となった。その後も業績は回復せず、ついに支えきれずに今回の事態に至った。

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