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ジメジメして気持ちも沈んでしまう季節は野菜で改善!梅雨を快適に過ごすための野菜を使ったレシピ

TBSラジオ

 ゲストは、野菜の料理家 西岡麻央さん! 

 

 

テーマは「梅雨を快適に過ごすための野菜レシピ」 
気温の寒暖差や雨などで気持ちが沈んでしまったり、体調が悪くなったりしてしまいますよね。そんなときにぜひ食べてもらいたいのが「旬の野菜」季節に合った旬の野菜を食べていただくことで、体もスッキリし、調子も整いやすくなります。 
今回は梅雨を快適に過ごすためのレシピを、それぞれ使用する食材にこだわって考えてみました。美味しさはもちろんですが、野菜の栄養を中心に考えてみたので、リスナーの皆さんも、ぜひ試してみてください! 

 

デパ地下を超えるにんじんサラダ!  

 

 

 材料(2人分)  
 にんじん 1本 
 パセリ 適量 
 紫玉ねぎ 20g 
 鶏ささみ肉 2本 
 冷凍マンゴー 60g 
 ミックスナッツ 25g 
 塩 小さじ1/4 
 オリーブオイル 大さじ2 
 レモン汁 大さじ1 
 粒マスタード 小さじ1 

 作り方  
 1 鍋に水を入れて加熱し、沸騰したらひとつまみの塩と鶏ささみ肉を加えて蓋をして火を止め、そのまま10分置いて余熱で火を入れる。 
 2 にんじんは皮をむいて、千切りにしたら大きめのボウルに入れて塩を加えてサッと馴染ませ、5分置く。 
 3 紫玉ねぎ、パセリは細かく刻み、ミックスナッツは粗く刻む。 
 マンゴーは1センチ角に切る。 
 4 にんじんをギュッと絞ってしんなりさせたら、鶏ささみ肉をほぐしながら入れ、残りの食材と調味料を入れて出来上がり。 

ポイント  
冷凍マンゴーを使うことで、出来立てからキンキンに冷えた状態で楽しめます。より手早く作りたいときは、鶏肉の代わりにパウチのひよこ豆などを使用しても◎ 
にんじんは皮膚や喉の粘膜を正常な働きに保つ栄養素が多い食材。また、体の免疫を高めたりする効果もあると言われているので、気温や気圧が不安定になって自律神経が乱れがちなこの季節にピッタリの食材なんです!油と一緒に食べることで、栄養素の吸収率がグンと上がります! 

 

  

鶏肉ときゅうりの塩レモンソテー! 

 

 

 材料(2人分)  
 鶏もも肉 300g 
 きゅうり 1本 
 塩 小さじ1/4 
 粗びき黒胡椒 適量 
 オリーブオイル 小さじ2 
 酒 大さじ2 
 レモン汁 1/4個 
 砂糖 小さじ1/3 
 バター 10g 

 作り方  
 1 鶏肉は食べやすい大きさに切って、塩を馴染ませる。きゅうりは縦半分に切ったら、種の部分を小さいスプーンで取り、食べやすい長さに切る。 
 2 オリーブオイルを引いたフライパンに、鶏もも肉の皮目が下になるように並べて中火にかけ、綺麗な焼き色がついたらひっくり返して、きゅうりも加えてさらに加熱する。 
 3 酒を加えて煮たったらレモン汁、砂糖、バターを入れ、しっかりと絡めて器に盛り、粗びき黒胡椒をふったら、出来上がり。 

ポイント  
きゅうりの種を取り除くことで、きゅうりから水分が出にくくなり、味がボヤけにくくなります! 
梅雨は湿度が高くなりますが、同じように人の体の中も湿度が高くなってしまうので、重だるく感じやすいと言われています。なので、体の中の余分な水分を排出させる(除湿する)ことが快適に過ごす上でも大切なのです。 
余分な水分を排出させてくれる野菜の1つが「きゅうり」。生で食べるイメージの強いきゅうりですが、実は炒めて食べても美味しい野菜です。 

 

セロリとアサリのクラムチャウダー!  

 

 

 材料(2人分)  
 アサリ水煮 125g 
 ジャガイモ 1個 
 にんじん 1/2本 
 セロリ 1/2本 
 オリーブオイル 大さじ1 
 塩 小さじ1/2 
 水 200ml 
 牛乳 200ml 
 パセリ 適量 

 作り方  
 1 フライパンにオリーブオイルをひき、ジャガイモ、にんじん、セロリの茎を入れて、2分炒める。 
 2 水、塩、セロリの葉、アサリを煮汁ごと入れ、蓋をして弱火で7分煮る。 
 3 セロリの葉を取り出して牛乳を加え、再び蓋をして、煮たったら具材が柔らかくなるまで弱火で2~3分煮込む。 
 4 器に盛り、お好みでパセリをふったら出来上がり。 

ポイント  
玉ねぎではなくセロリを使用することで、スープに爽やかな香りも移りやすくなります。セロリの葉を一緒に煮るのは、香りをつけやすくするためです。 
アサリやセロリから出る出汁がスープに溶け込むため、味付けは塩だけですが、深みのある味わいに仕上がります。梅雨時は天候が不安定なこともあり心が沈みやすい時期でもあります。アサリやセロリにはイライラを抑えてくれる働きがあると言われていて、牛乳にも気持ちを落ち着かせてくれる作用があります。 

 

西岡麻央さん  
大学卒業後、航空会社で国内線 国際線の客室乗務員として勤務されます。 
客室乗務員時代に、不規則な生活リズムと食生活を解消するため通い始めた料理教室で食べ物が体に与える影響を実感して、料理の世界に飛び込みます。 
現在は、料理の「身体を軽くする、がんばりすぎない料理」をテーマに、野菜を使ったレシピを開発しており、テレビや雑誌、料理メディア「Nadia」などで発信中です。 
また、『生活は踊る』を聴いていたら、スーさんが歌っていた校歌が自分と同じで、スーさんが小中学校の先輩ということがわかりました。 

(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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