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【福岡のちょっと贅沢ランチ】連日満席!ラグジュアリー空間で本格的な中華ランチをリーズナブルに

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家族で、接待で、女子会でいつものランチよりちょっと贅沢に。ゆったりとした時間を過ごしたい方にオススメのランチシリーズ。第2回目は中洲の川沿いにあるラグジュアリーな中華「老上海 陸氏厨房 中洲店」です。

天神方面から春吉橋を渡った角にあるビル(1階に「磯丸水産」が入っています)の6階まで上がると、リバービューが美しい明るい空間が広がっています。ここは東京・銀座にある「四季 陸氏厨房」のオーナーシェフ、陸鳴(リク・メイ)氏が手がける上海料理のレストランです。シャンデリアが下がるラグジュアリーな空間には大きなテーブルがゆったりと配され、ランチョンマットの上には器やカトラリーが整然とセッティングされています。

ランチは、メイン料理にご飯・スープ・甘味が付く定食メニューがなんと33種類(!)と、麺やチャーハンなどのご飯類が11種類用意されています。定食といっても日本の定食のように全部の料理が一度に出てくる的なものではなく、どちらかというとコース料理のように一品ずつサーブされます。
今回は2回目の訪問でしたが、これだけ選択肢があると何にするか本当に迷います(それが楽しい時間なのですが)。訪問した日は満席だったので周囲の人が何を食べているのかもチラ見。ふたりで訪れたのでシェアをすることを前提に「豚肉の上海風角煮」(1,980円)と「玉子とエビと牛肉強火炒め」(1,980円)をオーダーしました。後からマネージャーに聞いたところ、偶然ながらこの2種類は初めて訪れる人にオススメのメニューとのことでした。

最初に運ばれてきたのは枝豆と高菜の炒め物」。シンプルですがこれが「このお店、只者ではないな!」と思わせる美味しさです。高菜と枝豆の風味が好相性でご飯にはもちろん、お酒のつまみにもぴったりな味に。一番最初に出てくる料理の印象が良いと、自ずと期待感が高まりますね。

2品目は蓋を開けた瞬間にふわっといい香りに包まれる「金華ハムと鶏肉と椎茸のスープ」です。とにかく熱々で滋味深く、お店の実力の高さが伝わってきます。「このスープ目当てに来てくださるお客様も少なくありません」とマネージャーの朱偉捷(シュ イツィ)さん。具材を入れた器ごと蒸し上げ、じっくりと素材の持ち味を引き出したスープは生姜の風味も効いていて身体の中から温まります。寒い季節にぴったりで、内心おかわりしたかった……。

さあ、いよいよメイン料理「豚肉の上海風角煮」が到着。大きな角煮がゴロッと入ってボリュームたっぷりです。キュッと結んであるのは干豆腐。どちらも味がしっかりと染みていて、ほんのりと八角の香りが漂います。これはご飯が進みますね。私は正直、八角が苦手なのですが、これは香りが強すぎないので非常に美味しくいただけました。土鍋に入っているので冷めにくいのも嬉しい点です。

時を同じくして友人がオーダーした「玉子とエビと牛肉強火炒め」もテーブルへ。牛肉とプリプリのエビ、ふわふわの玉子が三位一体となり、全体的にあっさりとした味わい。これなら「本格的すぎる中華はちょっと苦手かも」という人でも安心です。少し濃いめの「豚肉の上海風角煮」とあっさり系の「玉子とエビと牛肉強火炒め」、両方シェアしましたが味のバランスがよく、最後まで美味しくいただけました。しかし、一皿一皿のポーションは多いので、できれば一人よりも複数人で行って、いろんなメニューをシェアするのがオススメです。

シメのデザートは「キンモクセイ入り白キクラゲの糖水煮」。ほんのりと香る金木犀のジャムが入った冷たいデザートが、口の中をさっぱりとさせてくれます。それにしても空間、料理、スマートなサービスと申し分ないのにこの価格は驚きです。「2021年にオープンして、まずはお店の味を知っていただきたくてランチをリーズナブルに設定しました。おかげさまで多くのお客様に喜んでいただき、口コミで来ていただけるようになりました。ご来店の際はぜひ予約をお願いします」と珠さん。既に認知度もかなり上がっているので、もし気になったら早めに予約しましょう。ランチの支払いは現金のみとなっているのでお忘れなく。

ちなみにこんな素敵な個室も3部屋用意されています。個室はランチ・ディナー共にコース(13,200円〜)オーダーの場合のみ利用可能となっていますが、室料などはかかりません(別途サービス料金10%)。家族の記念日やとっておきのデート、接待、今からの時期ならちょっとオトナの新年会にもオススメです。眼下に美しい夜景を望みながらいただく美味しい上海料理は一緒に訪れる人との温かい時間を約束してくれそうです。

老上海 陸氏厨房 中洲店
福岡市博多区中洲2-3-8FPG links NAKASU 6F
092-263-0068

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