【秦野市】鶴巻に新たな広場、桜で彩りを 地元住民が寄付者募集
秦野市鶴巻にある「秦野市鶴巻排水機場」跡地で現在、広場の整備が進んでいる。地元住民らはその広場を花で彩ろうと、桜の植栽を計画。「市民の憩いの場となるようご協力いただければ」と、植樹に向けた寄付金を募っている。
善波川と大根川の合流地点そばに位置する秦野市鶴巻排水機場。2012年度に稼働を終え、近くの「秦野市大根川ポンプ場」がその機能を引き継ぐ。旧所の建物は残るものの、敷地内の空きスペースを整備しており、早ければ来年2月から広場として一般開放される見通しだ。
敷地整備に伴い、地元組織の「鶴巻地区住んでよかったまちづくり協議会」は桜の植栽を3年ほど前から進行中。広場に沿う形で22本の植樹を予定し、これまでに9本が完了。残りの13本を1月に設置する予定で、そのうちの10本の植栽費用を個人・団体から広く募集している。
寄付金は、1本につき5万円。寄付者の名前がネームプレートに記載され、桜の木に掲げられる。同協議会の清水義雄副会長(77)は、「2〜3年後には桜まつり開催も考えており、鶴巻地区を代表する憩いの場にしていきたい」と話し、寄付金協力を呼びかける。(問)清水副会長【携帯電話】080・1987・7581