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やさしい時間が流れる場所―『papoter』の季節を味わうキッシュとケーキで心ほどけて【ニューオープン】

福岡・九州ジモタイムズWish

店名の「papoter」はフランス語で「おしゃべりする」という意味。この名前には、店主夫妻の「気の置けない人とおしゃべりできる場所にしたい」という温かい思いが込められています。白を基調とした店内には5つのテーブル席があり、席間はゆったり。ついつい話が弾んでしまうような心地よい空間です。

うきはでは珍しく、朝7時から営業。モーニングを求めて多くの人が訪れます。「うきはには朝ごはんを食べる場所があまりないと聞いて始めたんです。でも、ふたを開けてみたら観光客の方だけでなく、ご近所さんもたくさん来てくださって」と店主は話します。

キッシュセット(1000円・キッシュ/サラダ/副菜/ポタージュ)。春の取材だったので、キッシュの具材はそら豆、ヤングコーン、春キャベツ、ハム。

特に人気なのは、店主自慢のブリゼ生地で作るキッシュ。ザクザクとした生地に旬の野菜がたっぷり、とろふわなフィリングが絶妙な味わいを生み出します。朝食にこれを食べれば、きっと素敵な一日が始まることでしょう。「自分が自信を持って“おいしい”と言えるものを提供したい」と語る店主の言葉からは、強い情熱が感じられます。

■真骨頂はケーキ!うきはの旬フルーツを堪能
実は、店主の真骨頂はケーキにあります。レジ横のショーケースには、タルトを中心に、季節のうきはフルーツを使ったケーキが並びます。今の時期は、なんと言っても桃!

「農家さんが大事に育てた桃を、そのまま味わっていただけるように、工夫して提供しています」。そのとき一番おいしい桃をと、品種は1~2週間で変わるのだとか。短いスパンで訪れても、違う味を楽しめそうです。

福岡のケーキ店で腕を磨いたお二人が、いくつかの候補地の中からうきはを選んだのは、「おいしいフルーツが決め手になった」からだそう。店主の実家が地元ということもあり、新鮮な果物を手に入れるルートも確保しています。

■「地元の人に愛されるお店に」故郷への想いを込めて

「地元の人に通ってもらえるお店にしたいんです。吉井に住んでいる若い人は、就職や進学で外に出る人が多い。そういう人たちが帰省するきっかけの一つになるような、“papoterに行きたいから帰ろうかな”と思ってもらえるようなお店にしたい。家族と一緒に来てもらって、ゆったり会話をしてほしいですね」。

ただおいしいだけでなく、故郷うきはへの温かい想いが込められた『papoter』のメニューは、食べる人にしっかりと、うきはの魅力を“味の記憶”として刻み込みます。あなたも、おしゃべり弾むひとときを、『papoter』で過ごしてみませんか?

『papoter』
福岡県うきは市吉井町新治368-1
7:00~16:00 ※スイーツの提供は10:00~/店内利用L.O.14:30/水曜のみ9:00~
※商品が完売次第閉店
火曜定休(臨時休業あり)
※営業日はインスタグラムで発信
Instagram@ papoter_ukiha

【来店時のお願い】
■駐車場は店舗前4台分のスペースしかないため、満車の場合は近隣の市営無料駐車場をご利用ください
■写真撮影はご自身のテーブルのみ可能です。また他のお客様の有無に関わらず、店内を歩き回っての写真撮影はご遠慮ください。写真撮影の際は、他のお客様や車が映らないようご配慮をお願いいたします
■動画撮影はご遠慮ください。
■当店は予約制ではありません。
■スイーツのイートインは10時からです。スイーツのお持ち帰りに関しては、ショーケースに商品が並んでいれば10時前でも可能です(8〜9時には商品が並びます)。
※ショートケーキはイートインのみ。

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