決め手はディジョンマスタード!おもてなしにもぴったりな簡単・副菜レシピ
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。
新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
ゲストは宝島社の女性ファッション誌「リンネル」編集長の西山千香子さん。
知り合いや友達と家でご飯を食べるとなったとき、“普段のおうちごはん”よりも、ちょっと特別なものを作りたい!と思う方は少なくないかと思います。ただ、あれもこれもと、慣れないものを作るのって大変ですよね…。
「リンネル 4月号」では、「おうちごはんをどう美味しくする?」をテーマに、料理関連のお仕事をされている方々から、プロの技や、色々なレシピを伺っています。
その中から今回は、おもてなしをするときにもぴったりで、簡単なのにいつもよりワンランクアップしたような副菜のレシピをご紹介します!ぜひ、参考にしてみて下さい!
①ポイントは、マスタード!極上キャロットラペ
材料(2~3人分)
・にんじん:2本
・塩:小さじ1/2
・りんご:1/2個
ドレッシングの材料…
・ディジョンマスタード、レモン汁:それぞれ小さじ1
・酢、はちみつ:それぞれ大さじ1
・オリーブオイル:大さじ2
・塩、こしょう:少々
そのほか…
・パセリ:少々
・くるみ:適量以上です。
作り方
1.にんじんは皮を剥き、スライサーで薄いせん切りにして塩でもみます。
2.りんごは皮つきのまません切りにして、パセリは粗いみじん切りにします。くるみは粗く砕きます。
3.ボウルにドレッシングの材料を混ぜ合わせたら、にんじんの水けをぎゅっと絞って、ボウルに合わせます。さらにりんごを加えて和えます。
4.器に盛って、くるみとパセリを振ったら完成!
スー&杉山:見た目もおしゃれ!!これが家でできたら感動する!
そもそもディジョンマスタードとは…?
・粒マスタードとは違って、ペースト状のマスタード。
そもそも、マスタードはからしの種から作られますが、「ディジョンマスタード」は種の皮を取り除いて作られる。
・からしの種は、皮の部分に辛みがあるといわれていますが、皮を取り除くため、粒マスタードよりまろやかで上品な辛さが特徴。
・これを加えることで、いつものキャロットラペが一気にプロの味になる!
②旨味あふれる、たこのポテトサラダ
材料(4人分)
・じゃがいも:3個
・ゆでだこの足:100g
・きゅうり:1/2本
・玉ねぎ:1/8個
・マヨネーズ:1/2カップ
・牛乳、:大さじ1
・米酢:大さじ1
・きび砂糖:小さじ1/2
・塩:小さじ1/2以上です。
作り方
1.きゅうりを薄い輪切りにして分量外の塩小さじ1/2を振って揉み、5分程おきます。玉ねぎは薄切りにして水にさらします。タコは、食べやすい大きさに切っておきます。
2.じゃがいもは皮を剥いて2~3等分に切って鍋に入れたら、かぶるくらいの水を加えて火にかけます。柔らかくなるまで煮たら、水を捨てて、じゃがいもだけを弱火にかけ、水けを軽く飛ばします。
3.じゃがいもが熱いうちにボウルに入れて、潰し、米酢、きび砂糖、塩を加えてなじませます。さらにマヨネーズ、牛乳を加えて混ぜます。
4.さっと洗ったきゅうり、玉ねぎは水けをぎゅっと絞り、タコと一緒に、先ほどのボウルに加えて混ぜ合わせたら完成!
スー&杉山:ポテサラには常時タコを入れたいくらい美味しい!ポテトが想像以上にしっかり馴染んでいる!
タコの旨味がポテトサラダによく合っていて、ちょっと大人向けな上品なポテサラに。
・お酒を飲む方は、あてにするのにもピッタリ!
・きゅうりの食感も良し!
③やみつき間違いなし!ピーマンの黒ごまポン酢和え!
材料(4人分の材料)
・ピーマン:5個
・長ねぎの白い部分:1/3本
・太白ごま油:大さじ1
・塩:少々
タレの材料…
・ポン酢:大さじ1
・味噌:小さじ1
・黒すりごま:小さじ1以上です。
~作り方~
1.ピーマンは乱切りにして、長ねぎは斜め千切りにします。
2.ボウルにタレの材料を全て入れて混ぜ合わせます。
3.フライパンに太白ごま油を強火で熱して、ピーマンを入れて塩を振り、焼き付けるようにして炒めます。
4.タレを合わせたボウルにピーマン、ねぎを入れたら完成!
スー&杉山:これは箸が止まらない…!お酒にも合いそう!!
作り方も材料もシンプルなのに、箸が止まらない美味しさ。
・ピーマンの緑色も鮮やかで、テーブルを彩ってくれる!
・太白ごま油には、ごま油特有の香りはないですが、ごま本来の旨味はしっかりと生きているので、味わいに深みが出ます。
西山千香子さん(宝島社の女性ファッション雑誌「リンネル」編集長)
・1969年、兵庫県生まれ。
・2000年に宝島社へ入社され、2008年には「リンネル」を企画。
・当初は、季刊のムック本として刊行していましたが、2010年に月刊誌として創刊。
・現在は女性ファッション誌「リンネル」の編集長を務めていらっしゃいます。
(前回のご出演は11月。毎年恒例「暮らしの道具大賞」の受賞商品について教えてもらいました。)
(TBSラジオ『ジェーン・スー生活は踊る』より抜粋)