尼ケ坂|ベルリンから美味しいコロッケをお届け♪築90年超の長屋をセルフリノベーションしたコロッケ専門店
ほくほくのじゃがいもをつぶして衣をつけて揚げた揚げ物といえば「コロッケ」。
スーパーのお総菜売り場の定番品ともいえるコロッケですが、こんなにも身近で人気のある料理であるにも関わらず、コロッケの専門店というのはとても少ない印象です。
そんなイメージがある中、名古屋に美味しいコロッケを提供するお店があると聞いて、さっそく訪問へ。
ドイツから帰国した店主が作る本場仕込みのコロッケを、ぜひ味わいに行ってみませんか?
12年間ドイツに滞在していた店主が作るコロッケは絶品!せんべろも楽しめるコロッケ専門店「コロッケ屋 みね」
これぞ本場仕込み!ベルリンで生まれたコロッケ専門店が名古屋にオープン
今回足を運んだのは、北区大杉にあるコロッケ専門店「コロッケ屋 みね」さんです。
最寄り駅は名鉄瀬戸線の尼ケ坂駅で、その距離は徒歩5分ほど。若干距離はありますが、地下鉄名城線の志賀本通駅からもアクセスできます。
このお店では、12年間ドイツに滞在していた店主が手掛ける美味しいコロッケを販売。2015年よりベルリンでコロッケ店を営み、その後パンデミックをきっかけに帰国して2021年より現在場所で営業を続けています。
ドイツという国は、ジャーマンポテトに代表されるように、ジャガイモ料理に親しみのある地域。日本と同じようにドイツでもコロッケは親しまれており、多少の違いはあれど、本場仕込みの味を名古屋で食べることができるというわけです。
築90年超えの建物をセルフリノベーション!店内にはイートインスペースを完備
どこかノスタルジーを感じる同店ですが、名古屋へお店を移す際に、築90年の長屋をセルフリノベーションしたそうです。レトロ好きにとって、古民家特有のレトロな雰囲気はたまりません♡
お惣菜の販売店はテイクアウトベースのお店が多い印象ですが、こちらのお店にはイートインスペースがあり、揚げたての美味しいコロッケをその場で楽しむことができるところが嬉しいポイントです。
よく見るとコロッケだけじゃない!?サーターアンダギーや串カツなども提供
店名が「コロッケ屋 みね」なので、てっきりコロッケのみを販売しているお店なのかと思いきや、レジ横に並ぶサンプルの中にはサーターアンダギーや串カツ、がんもなどほかの揚げ物の姿が。
それぞれ1点から購入できるので、気になるものをいくつか購入して食卓に並べるのも良いですし、小腹満たしに1個購入して食べ歩くのも良いでしょう。
また、同店のコロッケはジャガイモを1個ずつ丁寧に処理し、米油100%の揚げ油で調理していることがこだわり。米油は酸化しにくいため、時間が経っても味わいが変化しにくい点が嬉しいポイントでしょう。
揚げ物と一緒に、ビールや炭酸飲料などのドリンクを楽しめるところも同店のポイント♪国内外のビールやコーラー、ジンジャーエール、フルーツジュースなど、瓶や缶で手軽に楽しめる飲み物を幅広く販売しています。
昼間からお酒を楽しめる点は、 お酒好きにとっても嬉しいポイントですね!
ソフトドリンクはオール300円、アルコールは500円から購入できるので、ぜひコロッケのおともにあわせて購入してみてください。
揚げたてあつあつのコロッケをその場で堪能!お得な“せんべろ”も楽しめる
店頭の見本を見ているとどれも美味しそうに見えてきましたが、今回はジンジャーエールとともに2種類のコロッケを購入してみました。
●バタコロ 100円(税込)
小ぶりなサイズで真ん丸なフォルムが可愛い「バタコロ」は、バターをじゃがいもで包んで揚げただけのシンプルなもの。
日本ではひき肉や野菜の入ったコロッケが主流ですが、ヨーロッパでは具材の入っていないコロッケは珍しくありません。具材の代わりにチーズやバター、ソースなどで味付けをする本場ヨーロッパのコロッケ(クロケット)に似ている気がして、まずはこちらを食べてみることにしました。
構造がシンプルなので、その味わいもやはりシンプル。地元の北海道ではおやつとして食べられている「じゃがバター」をそのままコロッケに仕立てたかのような味わいに、思わず懐かしさを覚えてほっこりしました♪
●新玉ねぎとベーコンのコロッケ 300円(税込)
先ほど、ドイツで食べられているじゃがいも料理の一例としてジャーマンポテトを挙げましたが、「新玉ねぎとベーコンのコロッケ」はまさに、ジャーマンポテトの味わいそのまま。
具材に使われているベーコンは、同じ北区にあるソーセージ工房「KÖLN(ケルン)」さんのものを使用しています。
私はお酒を飲まないのでコロッケ単品として楽しみましたが、これはきっと、ビールにとてもよくあうことでしょう。
●コロッケ屋のせんべろ 1,000円(税込)
任意のコロッケとビールを一緒に楽しめる「コロッケ屋のせんべろ」は、アサヒとハイネケンから好みのビールを選ぶことができます。
任意のコロッケ1点と小鉢、ビールの3点が基本となっていますが、小鉢はオマコロ(昔ながらの肉コロッケ)に変更することも可能。ぜひお好みの組み合わせでちょい飲みを楽しんでくださいね!
食後のデザートにぴったり!冷凍庫の中にソフトクリームを発見
同店では揚げ物やドリンクだけでなく、ソフトクリームの販売も行っています。店内の冷凍庫に保管されているので、購入する場合はこちらから好きなものをレジへ持っていきましょう。
コロッケを食べた後のデザートにもちょうどいい大きさなので、あわせて注目してくださいね!
そして、この記事を読んで美味しいコロッケが食べたくなったという皆さま。同店は週3日の営業とややハードルが高めではありますが、ぜひお時間を見つけて足を運んでみてください♪
INFORMATION
店名:
コロッケ屋 みね
住所:
愛知県名古屋市北区大杉3丁目20−8
営業時間:
11:00〜19:00
Web:
https://www.instagram.com/kitchen_mine/
一人当たりの予算:
〜¥1,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。